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四季を楽しめるお庭づくりや、ガーデニングにおすすめの花、お庭づくりのアドバイスをご紹介しています。

 

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ガーデニングを楽しむ

赤い実の縁起木「千両,万両,百両,十両,一両」

 

万両(マンリョウ)

万両(マンリョウ)は、お金の名前が付いた縁起木として古くから親しまれています。

「古典園芸植物(こてんえんげいしょくぶつ)」と呼ばれるもので、江戸時代の頃から鑑賞されてきた植物です。

 

万両の植栽・剪定・手入れ(山崎造園・兵庫県宍粟市)

 

万両(マンリョウ)の植栽

剪定作業「両」の名が付いた縁起木の中でも、「万両」は、下向きに垂れて付くその姿が "お金がぶら下がっている" 艶(つや)のある美しい実を付ける苗の価値が万両した高価な樹木だ、" お金(価値)が重いから葉の下に付く" とも例えられ、昭和初期の頃にも庭木として流行したことがあると先代から聞いたことがあります。今でも名家の庭や寺院、和の庭園で植栽されています。

 

万両(マンリョウ)の植栽・剪定・手入れ

・果実の観賞

葉の付け根から短い小枝が伸び、沢山の赤い実がぶら下がるように垂れて付きます。

 

赤い実が赤く色づくのは12月頃からです。

冬の間~春(3月頃)まで長く楽しめます。

 

 

・幹が成長

万両は、樹高~1m程度の常緑低木です。

 

(写真:赤い実が映える冬の庭園:万両)

凛した幹、葉と実のコントラストが美しいです。

 

万両は、古い枝葉を落としながら上に伸びていく性質があります。

 

月日が経つと枝葉がない幹の部分が長くなってきます。

 

幹が間延びしてきたら切り詰めて、新たな芽を吹かせて仕立て直します。

 

幹を切らずに見栄えを良くするには、背丈が低い万両を寄せ植えにして、高低差を付けて数本植えます。

 

 

 

 

 

万両の花万両の花

万両の花は、初夏(7~8月頃)下向きに咲きます。昼に咲いて夜は閉じる1日花です。

 

 

商売繁盛!縁起かつぎの語呂合わせ
千両、万両、有り通しの縁起かつぎの植物(山崎造園)

商売繁盛の縁起木・万両(マンリョウ)

万両(マンリョウ)、千両(センリョウ)、これにアリドオシ(蟻通し)の一両を加えて、「千両、万両、有り通し」と語り、

(意味:お金は千両も万両も一年中有り通し~♪、一年お金に困らない “ 金運に恵まれますように ” と、福徳を祈願した縁起かつぎの語呂合わせです。)古くから使われています。ヾ(*´∀`*)ノ゛

 

(写真:千両(センリョウ)の実)

千両(センリョウ)の植栽と剪定

・千両(センリョウ)の育て方・剪定

千両(センリョウ)は、地際から沢山の枝を出す常緑性の低木です。(一年中、葉を茂らせています)
強い直射日光や西日が苦手です。一年を通して半日陰の場所で育てます。

地面から沢山の枝が出てきますので、枝が茂りすぎると根元が蒸れ葉が枯れてしまいます。

 

3、4年以上経った古い枝や細い枝には実が付かなくなりますので、地際から剪定していきます。

 

千両(センリョウ)の剪定は、赤い実が付いている頃(12月~1月)が適期で、若い枝を残して育てるのが基本です。剪定し過ぎると実の付きが悪くなることがありますので整える程度にしておきます。

 

 

 

正月飾り・金運の願掛け

「千両、万両、有り通し」は、「幸福」と「長寿」を合わせた福寿草(フクジュソウ)と同様に、金運の願掛け、縁起物として親しまれています。

 

千両と松の正月飾り(正月の縁起物)千両万両を寄せ植えにしている方や、新年を迎える生け花にして並べたり、枝を摘み取って正月飾りにしたり、盆栽で育てた万両を、正月の間は床の間に飾っている~という方もおられます。

(写真:千両と松の正月飾り)

 

 

 

『両』(お金)の名が付く、めでたい植物

両(お金)の名が付くめでたい植物「万両・千両・百両・十両・一両」

 

万両(マンリョウ)、千両(センリョウ)、 百両(ヒャクリョウ)、十両(ジュウリョウ)と一両(イチリョウ)、万葉時代の頃から祝い事に使用されていた大変縁起のよい木です。いずれも秋から冬に赤い実を付けます。

 

 

万両・千両・百両・十両・一両 の 違い、見分け方


万両(マンリョウ)

万両(マンリョウ)

万両(マンリョウ)は、葉が互い違いに付き、葉の下に沢山の赤い実が垂れて付きます。

 

ヤブコウジ科(サクラソウ科に分類)ヤブコウジ属の常緑低木です。樹高~1m程です。
繁殖力の強さがあります。
正月の縁起物によく使われ、庭で育てている方も多いです。
「千両」より実が多く付くことから「万両」といわれるようになったようです。

 


千両(センリョウ)

千両(センリョウ)

千両の実千両(センリョウ)の葉は、対生(たいせい)といって、茎(くき)の節に二枚の葉が向かい合っています。
実が葉の上に向いて付きます。

 

センリョウ科センリョウ属の常緑低木です。
万両(マンリョウ)と共に正月の縁起物として生け花などでよくお見かけします。
カラタチバナ(百両)よりも樹木の高さが大きいことから「千両」といわれるようになったようです。

 


百両(カラタチバナ、唐橘)

百両(カラタチバナ、唐橘)

実の付きが万両(マンリョウ)に似ていますが、百両(ヒャクリョウ)の葉は大きく細長いです。

ヤブコウジ科ヤブコウジ属です。


庭木栽培が盛んだった江戸時代の頃、カラタチバナ(百両)の取引値が百両以下にはならなかったことから、「百両」と呼ばれるようになったそうです。百両と言う高値な取引がなされていただけあり、樹高も実の大きさも万両より小振りですが美しい鮮やかな実を付けます。

 


十両(ヤブコウジ、薮柑子)

十両(ヤブコウジ、薮柑子)

十両(ヤブコウジ、薮柑子)の赤い実ヤブコウジ(十両)は、山林など藪(やぶ)の中に自生し、葉の形が柑子蜜柑(こうじみかん)に似ていることから「ヤブコウジ」といい、実の付きが少なく実も小さいです。

 

ヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木です。
地下茎を四方に伸ばして低く茂り、繁殖力が強いです。樹高~50cm程度です。木陰(日陰)のグランドカバーにされているお庭もお見かけします。
一株に1~4粒くらいしか実を付けません。貴重です。
千両や万両や百両に比べて実の付きが少なく、実も小さいことから「十両」と呼ばれるようになったようです。

 


一両(アリドオシ、蟻通し、有通し)

一両(アリドオシ、蟻通し、有通し)

一両(アリドオシ)の葉の付け根に細長い棘(とげ)があります。葉は対生(たいせい)で2枚の葉が節から対になって出ます。


アカネ科アリドオシ属の常緑低木です。
湿り気を好み薄暗い場所や、水鉢の前に植えられてもよいです。
葉のつけねのすぐ上(葉腋(ようえき)の部分)に細長く鋭い棘(トゲ)があり、アリでも刺し貫くということから「アリドオシ」という名が付いたともいわれています。

 


 

 

分類(科)

万両・千両・百両・十両・一両、どれも「両」が付くお金の名で、似たような姿ですが、万両(マンリョウ)はサクラソウ科に分類されることもあり、千両(センリョウ)はセンリョウ科で、一両(イチリョウ)はアカネ科で、他はいずれもヤブコウジ科です。

 

両の順・樹高

昔は苗の価値(お金)順で名前をつけたという説もありますが、樹高(じゅこう、樹木の高さ)順で名が通っている地域もあります。

そうなると、万両から十両まで順々に低くなりますが、一両の「アリドオシ」は50cm以上にも育つことがあり、十両(ジュウリョウ)より背丈が高くなり、一両になる植物として、ツル アリドオシ(蔓蟻通)があります。


ツル アリドオシ」(蔓蟻通)

万両・千両・百両・十両・一両を、樹高の高さを基準に呼ぶ地域では、茎が地面を這って広がる ツル性の低い「ツル アリドオシ(蔓蟻通)」を、一両(イチリョウ)ともされることがあります。
 ≫ 和名の由来 「ツルアリドオシ(蔓蟻通し)」を一両と呼び
(近畿中国森林管理局のホームページ)

 

 

 

 

万両の増やし方・自生する万両

万両は、挿し木とタネまきで増やせます。挿し木をする際は、6月頃に枝を数cm(約3cm~5cm程切り、挿し木用土にさして管理します。秋には発根します。

 

自生する万両・赤い実を食べるトリが縁起を運んできてくれた(写真:万両(マンリョウ)の自生)

 

実を鳥さんが食べにきます。

万両は冬の間も赤い実をつけていますが、落ちる前にトリさんが食べにきてなくなります。

 

自生する万両

関東以下の暖地では、万両が自生しています。

庭に万両が?トリさんが縁起を運んできてくれたというお宅も少なくありません。

 

 

白い実の万両白い実の「万両」

 

赤い実が印象的な万両ですが、白い実を付ける万両もあります。

 

剪定作業紅白で「めでたい」と、赤い実と白い実を植えられているお宅もあります。

 

 

 

日本古来から植栽されている、趣のある縁起木の鑑賞「万両」

万両は、料亭や茶室の坪庭にもよく映えます!万両の花言葉は、寿ぎ(ことほぎ)、財産。

万両があるお庭に海外からのお客様を是非お連れしたくなります。

 

万両の剪定は、4月~5月に行います。

 

剪定作業「万両」の剪定・手入れ・寄せ植え

万両は、枝分かれせずまっすぐ上に伸びていきます。樹高0.5~1mくらいになります。

成長が遅く、枝の樹形もあまり乱れることも少なく自然樹形を楽しめます。

 

幹がヒョロヒョロ・・・

万両の剪定ただ、幹が上へ上へと伸びていきますので、年月が経つにつれて下の方は枝葉がなくなっていき、間延びしたようにな樹形になることがあります。

 

太い幹の姿だと上部だけに葉がある樹形も立派なのですが、半日陰で育てる植物だけに幹がヒョロヒョロとなりがちです。

「縁起の良い木なのになんだか貧弱で見栄えが悪い?」というお話もよくお聞きします。

 

万両の剪定・幹を切り詰める

万両は枝が伸びるような樹形の乱れがなく育てやすいですが、幹が伸びてきたら、新たな芽を育てるために幹をばっさりと切り落とします。剪定は春(4月~5月)が適期です。(※2~3年間は実がつきません。)

 

万両の寄せ植え(山崎造園・兵庫県宍粟市)

万両の寄せ植え

万両の幹をばっさり剪定するということは一時的にも棒のような姿になり、それは避けたい,,,、「幹を切り詰めたくない」という方も多いです。

見栄えを良くするには、低い万両を寄せ植えにして育てます。

 

 

万両の寄せ植え(冬の万両)

(写真:万両の寄せ植え)

 

庭園や坪庭などでも、葉や枝が付いていない部分を隠すように、背丈が違う万両を数本寄せ植えにしています。

 

万両の寄せ植え(万両は高低差で植栽すると見栄えがよいです)

 

 

大粒の万両「大実万両・宝船」

※【大粒の万両】宝船

『 大実万両・宝船 』 という品種の万両(マンリョウ)です。
富と財産の大粒で大変人気です!沢山の大きな赤い実をつけます。

 

 

兵庫県宍粟市の山崎造園

山崎造園では、お庭の設計、建物周辺の庭工事、アプローチや生垣の設置・解体工事、坪庭や茶室の庭園、庭の増改築、庭木の入れ替え、垣根製作も行っております。

 

万両が枯れてきた・・・、実が落ちていく・・・、赤い実が付かない・・・、など、病気の手入れや害虫駆除、千両万両の植栽や移植についてもお気軽にご相談ください。

 

 

職人による門松製作も行っております。
門松の注文・販売・お届け・引き取りサービス(兵庫県宍粟市)山崎造園

 

主要地域 :造園工事も対応いたします!
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他 ,

高砂市、加古川市、太子町、相生市、赤穂市、加西市、小野市、加東市、三木市、西脇市、明石市、播磨町、稲美町、市川町、神戸市 )

 

 

 

剪定と手入れで回復!実が付いたナンテン(南天)

剪定で復活した南天

友人宅のナンテン(南天)です。 「今年は沢山の実が付いた!」と連絡があり見に行ってきました。

 

実は3年前。「実の付きが悪く、葉の茂りも貧弱になった・・・」~と、相談をうけた頃は、ひょろひょろに伸びた状態で、古く弱っていた幹や枯れかかった枝を間引き、新枝を出すように剪定し、その後肥料やりをするなどで見守っておりました。

 

ナンテン(南天)の剪定は、2~3月頃に行います。

 

低い位置に小枝が付きません。その性質を活かし樹形を造る際は、奥側の背丈を高くし、手前を低く仕立て、見栄えも良くしました。こうして実が垂れるほど付いたナンテン(南天)を見ながら造園職人であることを嬉しく思います。

 

山崎造園のブログ

山崎造園のブログ「ナンテン(南天)」の記事でも紹介しています。

 

 

南天の赤い実

 

 

 

 

12月 宍粟市周辺の見どころ


宍粟市は兵庫県中西部に位置し、地域の人々により守り育てられている“豊かな自然”や、四季折々の花が咲き誇る“花の名所”が各地にあります。
宍粟市周辺のおすすめ観賞スポットにも是非訪れてください。

 

 

南天の木に囲まれた手水鉢

南天(ナンテン)の木に囲まれた手水鉢がある神社

御形神社(みかたじんじゃ)

宝亀三年(772年)建立で、1200年以上の歴史を持つ「御形神社」は、朱の垣に囲まれた社殿があり、昭和42年に国の重要文化財に指定されています。正福寺桜という兵庫県固有の珍しい桜が見られ多くの人が訪れます。

 

御形神社には、南天(ナンテン)の木に囲まれた手水鉢があり、悩みを水に流すことでも知られています。

 

  ・ 場所 : 兵庫県宍粟市一宮町森添280 (中国道山崎ICから車で約40分)
  ・ 詳しくは→御形神社 ご神水と南天
   (御形神社のホームページ)

 

 

 

 

 
   

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