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サルスベリ・地植え(庭植え)
サルベリの別名は、百日紅(ひゃくじつこう)
サルベリは開花期間が長く7~10月の間次々に咲き、約100日花を楽しめることから 別名「百日紅(ひゃくじつこう)」といわれています。
サルスベリ(百日紅)の剪定 『2度切り』
サルスベリ(百日紅)は、伸びた枝の先端に花序をつけます。8月上旬頃、満開になります。 中旬にもなると花がらが目立ち始めます。
2度切り という剪定は、冬の落葉期に強剪定を行いバッサリと切り詰め 、夏は開花した枝の花後に剪定(夏剪定)をして、そこからまた枝を伸ばし秋にも花を咲かせる、年に二度切る方法です。
夏剪定
サルスベリの「夏剪定」は、8月初旬から~中旬には行うようにします。
早い時期に花が咲いた枝の 花房下2~3節目 を切ります。
サルスベリの枝は春から初夏にかけ1mくらいは伸び、枝先に花房を付けます。花房を切ることで新しい枝が伸び、1ケ月~40日くらいすると、再び枝先に花を咲かせてくれます。
夏剪定で軽く切り詰めることで、枝数が増え花数も増えます。
花柄取りも兼ねて行います。
(※ただし、遅咲きの品種は夏剪定に向かないので注意してください。 )
サルスベリの冬剪定
冬のサルスベリは、落葉し休眠期に入ります。
太い枝は冬に切ります。休眠期ならそれほどダメージを受ける心配がありません。
春から伸びた枝を切り詰め樹形を整えます。
冬剪定の適期は、葉っぱの落ちる11月頃から~遅くても新芽が出る前(3月下旬)には済ませておきます。
サルスベリは、根元から小枝(ヤゴ/ひこばえ)が発生しやすい樹木です。地面から生えてくる細い枝は冬剪定に限らず見つけ次第切除していきます。
サルスベリの花付きが悪くなった時は・・・
全体に日光があたるように枝を切ると、翌年花付きが良くなります。
放置していませんか?
サルスベリ(百日紅)は、冬の間にしっかり剪定をしておきます。
サルスベリ(百日紅)の樹形
サルスベリは落葉性の高木です。
枝はよく伸びます
サルスベリは、横枝が大きく張り出します。全体的には傘のような樹形になります。本当によく伸びます。
公園や街路樹のサルスベリ
公共の場は、育つ環境が限られていることが多いです。
成長を一定に保つには、葉が落ちる前にバッサリ枝を切り詰めます。
冬に剪定した切り口あたりから新しい枝が沢山伸び枝が上へ外へ広がり、その姿は花火のような独特な枝っぷりです。夏に咲く花木らしく遠くから見ても「あっサルスベリだ」と分かる程元気いっぱいの姿が見られます。
✔ 瘤仕立て(こぶしたて)
(写真:サルスベリの冬剪定、瘤仕立て)
サルスベリ(百日紅)は、剪定に強い花木です。
サルスベリが、冬の間に丸坊主になっている姿を見かけた方も多いと思います。
一般的には小枝のほとんどを毎年同じ位置で切る剪定方法で行います。
細い枝を全部切り、太い幹だけ残こし、勢いの良い枝を密生させて花を大きく咲かせます。
毎年同じ位置で剪定していくと、枝先がコブ状なっていくこの仕立て方を「瘤仕立て(こぶしたて)」といいます。サルスベリの剪定で昔からよく行われている方法です。
✔ 風通しをよくして病気・害虫予防
サルスベリは比較的病害虫にもかかりづらく丈夫な花木ですが、3~4月頃にうどんこ病(糸状のカビ)が発生することがあります。 茂りすぎた不要枝を間引き、風通しをよくすることで予防していきます。(切り戻し 剪定)
木の空洞化・腐れ、切る? 切らない?
治療できる?
虫が木を食べて大きな空洞ができてしまった!~という経験ありますか?
(写真:不適切な剪定で枯れたサルスベリの木)
枝を剪定する際、本来なら枝の切り口を樹皮がきれいに覆ってくれるはずだったと思いますが、切る位置が原因で幹の内部に腐りが入ってしまい、そこに虫が入り込んだのではないかと思われます。
腐れ(くされ)は、枝の切り残しの部分にとどまらず、幹の本体にまで入ります。そうすると大きな空洞ができてしまいます。
伐採 しますか?
答えは NO です。
中が空洞でも樹木の生育には影響がないことも多く、養分の通り道が生きているかぎり、葉が付き、花を咲かせることができます!
ただ、中が空洞になっていると、台風などで倒れたり折れたりする危険性が高く、支柱をするなどで補強した方がよいです。
サルスベリ(百日紅)の紅葉
サルスベリは紅葉します。
公園や街路樹に植えられている公共のサルスベリは剪定時期が早い傾向にあり、紅葉を楽しむ前に「冬剪定」を行うことが多く、枝をバッサリ切り落とし、葉が観賞されることが少ないですが、自然樹形で育てているサルスベリの冬剪定は、葉が落ちる頃~冬間に行うことが多く、サルスベリの曲線美を眺めながらの紅葉も楽しでいただけます。
サルスベリの紅葉
サルスベリの成長
サルスベリ(百日紅)は、樹高2~10mほどに生長します。
その年の春から初夏にかけて伸びた枝の先に花をつけます。
剪定せずに放置していると、2階建てのお家を超すほどに成長していきます。
庭木が高くなりすぎると剪定作業も困難になります。台風などの強風にあおられ折れることもありますので、冬剪定時に枝の成長を調整するします。
サルスベリ(百日紅)の害虫被害、伸びすぎた不要枝にお困りではないですか?
山崎造園では、庭木の植栽から剪定、薬剤散布、土の入れ替えや肥料やりなど季節に応じた年間管理も承っております。
サルスベリの仕立て方
自然樹形
サルスベリは曲がりくねった幹が美しい独特な樹形をしています。
庭園や寺院などでは、サルスベリのくねった幹を活かした樹形をよくお見かけします。
大きく育てられる環境がありましたらぜひ自然樹形をたのしまれてはいかがでしょう。
瘤(こぶ)仕立て
同じ位置で剪定すると瘤(こぶ)ができますが、瘤が目立ってきたら何年かに一度切るようにします。瘤の位置で枝を切る剪定は、いわば毎年同じような形に仕立てられます。限られたスペースでの植栽向きです。
サルスベリは大きくなります。手入れがしにくい高所作業や傾斜作業もお気軽にご相談ください。庭のリフォームやお引越し時の移植も承ります。
主要地域 :造園工事、お庭のリフォームも対応いたします!
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他
高砂市、加古川市、太子町、相生市、赤穂市、加西市、小野市、加東市、三木市、西脇市、明石市、播磨町、稲美町、市川町、神戸市、他 近畿周辺 )
大きく育った見事なサルスベリです。
曲がりくねった幹が美しい 自然樹形
(写真:曲がりくねった幹が美しい独特な樹形のサルスベリ 和風の個人低)
2018.08.08
白いサルスベリがあるお宅です。まさに今満開時。とても豪華です。
サルスベリは曲がりくねった幹が美しい独特な樹形をしています。
自然樹形で育ててらっしゃいますので、秋は紅葉を楽しみ、冬の剪定は葉っぱが落ちる11月頃から~新芽が出る前(3月下旬)までには行います。
公園のサルスベリ 剪定のこぶ
(写真:ばっさりと枝を短く切り詰められたサルスベリ)
2016.11.30
この時期、庭木や街路樹などあちこちで剪定風景をみかけます。
いつも通るこの道、ここのサルスベリも剪定を終え、休眠期に入ったようです。
剪定による瘤(こぶ)が目立っていますね。同じ位置で剪定が繰り返された様子です。
コブになるのを避けるには、枝の付け根の少し上で剪定すると、その部分から新しい枝が伸びてきます。
11月・落葉低木 黄色く黄葉するクロモジ |
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9月・庭園樹 槙の庭木・生垣 マキの木(イヌマキ/ラカンマキ) |
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6月・白い花が咲く和風の庭 夏椿(ナツツバキ)・沙羅の木(シャラノキ) |
9月・葉は花を見ず、花は葉を見ず 彼岸花(曼珠沙華・ヒガンバナ) |
12月・冬の花壇 ハボタン(葉牡丹) |
8月・秋の花壇 韮(ニラ)の花・ハナニラ |
9月・庭の手入れ 芝生・庭に生える キノコ(毒キノコ) |
7月・夏の花壇 ミニひまわりの花壇・栽培 |
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8月・サルスベリの花を再び咲かせる『2度切り』 サルスベリ(百日紅)の剪定 |
12月・冬の花壇・ミニシクラメン ガーデンシクラメン |
7月・樹皮がすべすべの樹木 サルスベリ(百日紅)の花 |
11月・生垣・庭木の植栽 ヒイラギ(柊) |
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10月・紅葉を楽しむ イチョウの木(銀杏の実) |
2月・和が映える庭木 ツバキ(椿) |
9月・秋の花壇 アメジストセージ(サルビア) |
1月・香りを楽しむ ハーブの植栽 ローズマリー |
8月・夏の花壇 マリーゴールド |
12月・赤い実の縁起木 赤い実の千両,万両,百両,十両,一両 |
7月・果樹を育てる ブルーベリー(Blueberry) |
11月・生垣の紅葉 ドウダンツツジ(灯台躑躅) |
6月・雨の中を彩る花 紫陽花(あじさい) |
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12月・冬の庭に咲く白い花 プリムラ・シネンシス(雪桜) |
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10月・秋の風物詩 ススキ(芒・薄)・オギ(荻) |
12月・官兵衛飛躍の地・宍粟市 メグスリノキ(目薬の木) |
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