台杉の植栽

四季折々の風情

数寄屋（すきや）の庭

数寄屋（すきや）住宅の庭を作庭しました。

（工事前）

※数寄屋（すきや）の「数寄」は、和歌や茶の湯、生け花など風流を好むことで、「数寄屋」住宅は、茶室風の空間を取り入れた日本の建築様式の一つです。

（工事中の様子）

基本は雑木（株立）を多く用いて柔らかい木立に、足元は延べ段と砂利であしらってシンプルにまとめて行こうと考えました。

庭に設けた石張りの通路（石を敷き詰めた園路）を、延段（のべだん、延壇）といいます。

自然石や切り石をいろいろなデザインで敷き詰めたものです。

茶庭だけでなく和風庭園などにも広く使われます。

（景石）

姿の良い表面に変化と美しさがあるこの景石は、すべて以前、こちらの庭に使用されていた石です。庭に水鉢を添えます。

今回、工事にかかるまでに長い期間をいただきました。待っていただいた時間に見合う庭が出来た事がとても嬉しいです。

オーナー様から雨上がりがとても美しいと言って頂きました＾＾。
春になり木々の芽吹きが今から楽しみです。