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夏花壇を彩る 「マリーゴールド」・栽培・手入れ
春~夏花壇の定番植物「マリーゴールド」です。オレンジや黄色の花を咲かせます。初心者にも育てやすいです。
マリーゴールドの和名は紅黄草(コウオウソウ)といいます。
キク科の一年草で、原産地はメキシコです。
マリーゴールドの開花時期
マリーゴールドは花びらを球状に咲かせます。
5~6月頃から咲き始め、開花期は~11月頃まで蕾(つぼみ)が次々に開花していき秋頃まで楽しめます。
マリーゴールドの花の色
マリーゴールドの花の色は、橙(だいだい)色や鮮やかな黄色、赤系が多く、花姿は丸っこいものから、コスモスやカーネーションに似た品種など種類が豊富です。
白いマリーゴールド
マリーゴールドの白やクリーム色は珍しいです。
ヾ(〃゚ー゚〃) 可愛い♪
背丈の高いマリーゴールド
マリーゴールドは、草丈が低いという印象がありますが、1mほどまで生長する品種もあります。
アフリカン種のマリーゴールド
アフリカンタイプは、茎が太めで草丈が高く、上に伸び花弁が密に重なった大輪の花が咲きます。
フレンチ種のマリーゴールド
フレンチタイプは、草丈が低く横に広がり、小さい花が沢山咲きます。
(写真:公園花壇のマリーゴールド)
花壇の栽培・マリーゴールド
草丈が低く枝分かれの多いフレンチ種のマリーゴールドは、花壇の縁取りによく使われます。
種まきで育てる:マリーゴールドは一年草です。春にタネをまき、冬前には枯れます。
フレンチマリーゴールドは栽培しやすく、ガーデニング初心者の方にもお薦めです。
マリーゴールドの混植
草丈が低い20cm程の可愛らしいマリーゴールドと、背丈が1mを超すマリーゴールド等、マリーゴールドの品種は多彩にあります。
マリーゴールドのフレンチ種とアフリカン種
花の大きさが3cm程の小輪の花をつける“フレンチ種”、7cmくらいの大輪の花をつける“アフリカン種”を混ぜて植える際、 草丈の低いフレンチ種を前側に植え、草丈の高いアフリカン種を後方に植えると日光が行きわたります。
他の植物と「マリーゴールド」を混植
マリーゴールドには独特のにおいがあり、病害虫(線虫退治)駆除効果があることでも知られています。
(写真:夏花壇)
混植するだけで効果があり、花壇や畑などで他の植物や作物と一緒に植えるとよいです。
野菜のコンパニオンプランツに「マリーゴールド」を植栽
家庭菜園をされている方は、マリーゴールドを野菜と一緒に植えられています。
とくに、大根やカブなどの根菜と寄せ植えの相性が良いとされています。 ミニトマト等と一緒に植えることもお勧めです。
※コンパニオンプランツとは、育てたい野菜や花のそばに植えることでよい影響をもたらす植物のことをいいます。
野菜を育てる上で、コンパニオンプランツを利用すると、虫を寄せ付けにくくする効果もあるようです。また、マリーゴールドの根から出る分泌液が土壌中のセンチュウを駆除する効果もあるとされています。
マリーゴールドの植え付け・植栽・育て方
マリーゴールドは、初夏から秋遅くまで長い期間花を楽しむ事ができます。
マリーゴールドの植え付け
マリーゴールドは一年草です。
春にタネをまき、冬前には枯れます。
植え付け:
苗を植え付ける際は、程よく風通しがある間隔をもって植え付けます。
マリーゴールドの植えつけ間隔は、フレンチ種で20~25cm、アフリカン種で30~35cmが目安です。
マリーゴールドを育てる環境
マリーゴールドは日あたりを好みます。日陰では茎ばかり伸びてしまうことがあります。
フレンチ種のマリーゴールドは、暑さに弱く30℃を超す真夏の間はやや花つきが悪くなることもありますが、初秋になるとまた沢山咲き出します!!
(写真:茂り過ぎて混みあっているフレンチ種のマリーゴールド)
マリーゴールドは葉が広がって成長します。密生している葉は間引きます。
茎葉が茂り過ぎている場合は、夏(8月中旬~下旬くらい)に一度草丈を半分くらいに切り戻すのも一つの方法です。秋にまた花が咲き出します。
茎葉の間引き
マリーゴールドは、 蒸れに弱いので、枯れてしまうことがあります。 風通しを良くしておきます。
黄色く変色した葉は取り除くようにします。
花がら摘み
マリーゴールドは、種(たね)ができます。咲き終わった花は、早めに切り取ります。
そのままにしていると株が弱る要因になります。
花がらから種を採取
種(たね)をとる場合は、咲き終わった花はそのままです。数週間~1ヶ月もしたら茶色になります。摘み取って乾燥させ、もむようにほぐすと種(たね)が取れます。
似ている植物
名前にマリーゴールドとついていますが、「レモンマリーゴールド」は多年草のハーブです。
「レモンマリーゴールド」という品種をご存じでしょうか。あまり出回っておりませんが、キク科の宿根草の多年草です。
「レモンマリーゴールドは、葉に強いレモンに似た香りがあります。
名前にマリーゴールドとありすが、「レモンマリーゴールド」と「マリーゴールド」は別の品種です。
レモンマリーゴールドは、マリーゴールドと比べると花も葉も小さいです。
葉は、細い楕円形の小葉です。葉に強いレモンに似た香り(柑橘系の香り)があります。
レモンマリーゴールドは、虫除けになるとされていることから、玄関近くに植えられいるお宅もあります。
レモンマリーゴールドの花
初夏から秋にかけて黄色の小花を沢山咲かせます。
(写真:レモンマリーゴールド)
「レモンマリーゴールド」は、寒さにも強く耐寒性耐暑性があります。丈夫で育てやすく、病害虫の発生もほとんど付きません。
多年草
「レモンマリーゴールド」は、多年草です。毎年生えてきます。
夏の暑さにも乾燥にも強いです。
冬は地上部が枯れます。雪がとけはじめた頃に新芽を出します。
レモンマリーゴールドの育て方・剪定
レモンマリーゴールドは株が大きく育ちます。
成長が旺盛で草丈1mを超えるほどになります。
剪定・手入れ
草丈を低く抑えるなら8月頃に切り戻します。
切り戻した枝は、挿し木にすることが出来ます。
マリーゴールドは学校や公園の花壇にも植えられています。マリーゴールドを混植した季節の花壇づくりや家庭菜園のお庭づくり、土の入れ替え、土の改良、荒地の整備などお気軽にご相談ください。
山崎造園は、エクステリア(外構)工事からガーデニング・造園の設計・施工、植栽の手入れまで一貫して承っております。花壇の植栽・年間維持管理、雑草除去・草刈り作業、生垣の設置・撤去、成長し過ぎた木の伐採、傾斜作業など、植栽やお庭でお困りの際はぜひお声掛けください。
(写真:マリーゴールドの夏花壇)
8月~9月の宍粟市周辺の見どころ
宍粟市は兵庫県中西部に位置し、地域の人々により守り育てられている“豊かな自然”や、四季折々の花が咲き誇る“花の名所”が各地にあります。 宍粟市周辺のおすすめ観賞スポットにも是非訪れてください。
四季の花壇が彩る
兵庫県立フラワーセンター
加西市にある「兵庫県立フラワーセンター」は、約46haにおよぶ松の自然林をそのままに生す全国でも有数の花の公園です。
植栽されている植物の種類は約4500種にも及びます。春はチューリップ、夏はサルビア、マリーゴールド、秋はダリアやコスモス、冬はビオラやハナナなど、園のシンボル的存在の風車前花壇「四季の花壇」は一年を通して楽しめます。
風車前花壇の秋を彩るのはマリーゴールドです。
・ 場所 兵庫県加西市豊倉町飯森1282?1
・ 詳しくは→兵庫県立フラワーセンター
「サマーイルミネーション」【2021中止】
(いいものタウンのホームページへ)
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