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5月 カサバルピナス(傘葉ルピナス/傘咲きルピナス)があるお庭・植栽・栽培・手入れ
カサバルピナス(傘葉ルピナス)は、南ヨーロッパ原産のマメ科のルピナス属の一年草です。
葉が傘を広げたような葉の形から、ルピナスに傘葉(カサバ)の名が付いて「傘葉ルピナス」といいます。
茎は直立して花は下位から咲き上がります。長い花茎(かけい)に穂状に花が付きます。
開花は4月下旬~6月頃、青紫色の花が咲きます。
花先に白が混じり、白とブルーのコントラストが印象的です。
ルピナスの中でも咲き方がまばらです。
「傘葉ルピナス」の別名は「傘咲きルピナス」
どちらの名でも流通しています。
傘を広げたような葉の形が特徴の傘葉ルピナス (カサバルピナス)は、別名で「傘咲きルピナス(カサザキルピナス)」とも呼ばれています。
カサバルピナス(傘葉ルピナス)の葉
カサバルピナス(傘葉ルピナス/傘咲きルピナス)の葉は細長く深い切れ込みがあり(手のひらの様です)茎にも葉にも毛がモフモフ、白い軟毛(なんもう=やわらかい毛)が生えています。
葉の色が気温状況で変わるのも特長です。低温期には銀白色っぽく、高温期は深い緑色になります。
モフモフした傘葉ルピナスの種
花を咲かせた後に、鞘(さや:外側のおおい)ができます。
∑o(*'o'*)o ウオ。
どでかい種(豆)もモフモフしています。
種まきは、秋です。気温の関係もありますが、9月下旬から10月までには行います。一ヶ月もすれば発芽します。
カサバルピナス(傘葉ルピナス) の植栽・花壇
カサバルピナス(傘葉ルピナス/傘咲きルピナス)は、春から初夏の花壇で栽培されています。茎(くき)や葉は柔らかな毛でおおわれ、銀緑色(ぎんりょくしょく)にも見えます。
カサバルピナス(傘葉ルピナス/傘咲きルピナス)は和風の庭にも洋風の庭にも映えます。種からでも育てやすく成長も早く、よく分枝しボリュームがでます。
カサバルピナス(傘葉ルピナス) の2番花
カサバルピナス(傘葉ルピナス/傘咲きルピナス)は、ルピナスの中でも花がまばらに付き、花の色は青紫色というより、紫味を帯びた青色をしていることから「紫青色」とも表現されます。
傘葉ルピナスは2番花が咲きます。
傘咲きルピナスは、よく分枝して沢山の花が咲きます。
咲き終わった花茎の付け根にあるわき芽(主軸から出ているわき芽)を摘みとると、また脇目が出て2番花を楽しめます。
カサバルピナス (Lupinus hirsutus) 傘葉ルピナス
日が暮れると閉じる葉っぱ
傘葉ルピナスは、傘咲きルピナスとも呼ばれ、葉が傘を広げたようなカタチをしています。
この葉が開いている姿も素敵なのですが、日が暮れると夜には葉が折りたたむように閉じていきます。
閉じていく葉の姿は傘がたたまれるようにも見え、別名の 「傘咲き」の名前そのものです。
傘葉ルピナスを観賞される時は、日暮れもおすすめです。
似ている植物・ルピナスの品種、見分け方
立ち上がる豪華な花穂のラッセル ルピナスは、ノボリフジ(昇り藤)とも言われ、藤の花を逆さにしたような花穂が特徴です。
カサバルピナス(傘葉ルピナス)は、青紫色に白い花が咲くルピナスです。葉も茎も柔らかい毛でおおわれているのも特徴です。
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ラッセル・ルピナス
立ち上がる豪華な花穂のルピナスです。
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傘葉ルピナス(傘咲きルピナス)
青紫色に白い花が咲くルピナスです。
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ルピナス・テキセンシス (小型の矮性種です)
小型のルピナスで、草丈は20~40cm程度です。 |
傘葉ルピナス(傘咲きルピナス)Lupinus hirsutus
柔らかい毛でおおわれているカサバルピナス(傘葉ルピナス)/カサザキルピナス(傘咲きルピナス)、別名「ケノボリフジ(毛昇り藤)」
ブルーボネット(Bluebonnet)
ルピナスの小型品種、ルピナス・テキセンシスのブルーボネット(Bluebonnet)
山崎造園では、荒地や畑の改良、緑のある景観づくりなど、遊休農地や森林を活用した植栽、「環境にやさしい取り組み」活動にも積極的に行っています。
庭木・垣根の剪定(手入れ)から、坪庭や和風庭園の造園、憩いの広場の造成、店舗の庭づくり、芝張りや刈込・薬剤散布など、季節に応じた年間管理も承っております。 お気軽にご相談ください。
主要地域 :造園工事、お庭のリフォームも対応いたします!
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他
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ノボリフジ(昇り藤)と呼ばれるルピナス
ルピナスの花期は3月下旬~6月です。真っすぐに立ち上がった花穂が見事です!!フジの花を逆さまにしたその花姿から「ノボリフジ(昇り藤)」と呼ばれています。
(写真:一面に咲くルピナス)
5月 宍粟市周辺の見どころ
宍粟市は兵庫県中西部に位置し、地域の人々により守り育てられている“豊かな自然”や、四季折々の花が咲き誇る“花の名所”が各地にあります。
宍粟市周辺のおすすめ観賞スポットにも是非訪れてください。
春には約8000本のルピナスが咲き誇る
味わいの里三日月(ルピナス畑)
味わいの里三日月は、地元の農家が作った新鮮な野菜、特産加工品、料理が楽しめる施設です。約40aの畑に植栽された色とりどりのルピナス約8,000本が5月~6月に見られます。
・ 味わいの里三日月(あじわいのさとみかづき)
・ 場所:兵庫県佐用郡佐用町乃井野1266
・ ルピナス開花時期:5月中旬~6月上旬
・ 詳しくは→味わいの里三日月
(佐用町観光協会のホームページ)
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