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カサバルピナス(傘葉ルピナス/傘咲きルピナス)があるお庭・植栽・栽培・手入れ
カサバルピナス(傘葉ルピナス)は、南ヨーロッパ、北アフリカ原産のマメ科のルピナス属の一年草です。葉が傘を広げたような葉の形から、ルピナスに傘葉(カサバ)の名が付いて「傘葉ルピナス」といいます。
茎は直立して花は下位から咲き上がります。長い花茎(かけい)に穂状に花が付きます。
地植え(庭植え)では開花がやや早く4月下旬から咲くこともあります。開花は4月下旬~6月上旬頃で、見頃は5月です。
青紫色の花が咲きます。花先に白が混じり、白とブルーのコントラストが印象的です。
カサバルピナス(傘葉ルピナス)は、ルピナスの中でも咲き方がまばらに付くのも特徴です。
「傘葉ルピナス」の別名は「傘咲きルピナス」
どちらの名でも流通しています。
傘を広げたような葉の形が特徴のカサバルピナス (傘葉ルピナス)は、別名で「カサザキルピナス(傘咲きルピナス)」とも呼ばれています。
カサバルピナス(傘葉ルピナス)の葉
カサバルピナス(傘葉ルピナス/傘咲きルピナス)の葉は、細長く深い切れ込みがあり(手のひらの様です)茎にも葉にも毛がモフモフ、白い軟毛(なんもう=やわらかい毛)が生えています。
気温で色が変わる葉
カサバルピナス(傘葉ルピナス/傘咲きルピナス)は、葉も茎も柔らかい毛でおおわれ、葉の色が気温状況で変わるのも特徴です。
葉の色は、低温期には銀白色っぽく、高温期は深い緑色になります。
モフモフした傘葉ルピナスの種
鞘(さや)
カサバルピナスは、マメ科のルピナス属の一年草です。花を咲かせた後に、鞘(さや:外側のおおい)ができます。
∑o(*'o'*)o ウオ。でかい種(豆)がモフモフしています。
種まきと発芽
カサバルピナスの種まきは、秋です。高温発芽性で20℃~25℃でよく芽を出します。
気温の関係もありますが、気候が良い9月下旬から10月までに「種まき」を行います。1か月もすれば発芽します。
カサバルピナス(傘葉ルピナス) の植栽・花壇
カサバルピナス(傘葉ルピナス/傘咲きルピナス)は、春から初夏の花壇で栽培されています。花や葉が広がるように茂ります。
茎(くき)や葉は柔らかな毛でおおわれ、銀緑色(ぎんりょくしょく)にも見えます。
葉のコントラストが柔らかく、紫と白の小型の花穂が和風の庭にも洋風の庭にも映えます。
カサバルピナス(傘葉ルピナス) の花の特徴
花の色
カサバルピナス(傘葉ルピナス)の花の色は、青紫色というより、紫味を帯びた青色をしていることから、カサバルピナスの花の色は、「紫青色」とも表現されます。
カサバルピナス(傘葉ルピナス) の花を2回楽しむ「2番花」
傘葉ルピナスは2番花が咲きます。
傘咲きルピナスは、種からでも育てやすく成長も早いです。
咲き終わった花茎の付け根にあるわき芽(主軸から出ているわき芽)を摘みとると、また脇目が出て2番花を楽しめます。
カサバルピナス (Lupinus hirsutus) 傘葉ルピナス
傘葉ルピナスは、枝がよく分枝して沢山の花が咲きます。
地植え(庭植え)向きです。
日が暮れると閉じる葉っぱ
この葉が開いている姿も素敵なのですが、日が暮れると夜には葉が折りたたむように閉じていきます。
閉じていく葉の姿は傘がたたまれるようにも見え、別名の 「傘咲き」の名前そのものです。
傘葉ルピナスを観賞される時は、日暮れもおすすめです。
似ている植物・ルピナスの品種、見分け方
ルピナスには花穂が大型、中型、小型とあります。立ち上がる豪華な花穂で大型品種は、ラッセルルピナス。葉も茎も柔らかい毛でおおわれている中型のルピナスは、カサバルピナス(傘葉ルピナス)。背丈が低いルピナスの小型品種は、ルピナス・テキセンシスです。
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ラッセル・ルピナス
別名は、ノボリフジ(昇り藤)。 立ち上がる豪華な花穂のルピナスです。豊富な色の花があります。 草丈が、100cmにもなる。 花期は、3月下旬~6月。 茎の頂部から花序を出し、花穂部が40cm以上にもなる。
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傘葉ルピナス(傘咲きルピナス)
別名は、傘咲きルピナス。 青紫色に白い花が咲くルピナスで、草丈は60cm~80cm程度です。 開花:4月下旬~6月上旬頃 花の色:青紫色の花 花の特徴:花先に白が混じる。 別名は、毛が生えていることから「ケノボリフジ(毛昇り藤)」や、葉を傘にたとえられ「傘咲きルピナス」(カサザキルピナス)とも呼ばれる品種です。 |
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ルピナス・テキセンシス (小型の矮性種です)
小型のルピナスで、草丈は20~40cm程度です。 |
傘葉ルピナスLupinus hirsutus
ルピナスの中型品種、柔らかい毛でおおわれている傘葉ルピナスLupinus hirsutus
ブルーボネット(Bluebonnet)
ルピナスの小型品種、ルピナス・テキセンシスのブルーボネット(Bluebonnet)
ラッセルルピナス(Lupinus polyphyllus)
ノボリフジ(昇り藤)と呼ばれる真っすぐに立ち上がった花穂が見事なルピナスを代表する品種ラッセル・ルピナス。
ルピナスの栽培
ルピナスは、草丈が高めで初夏の花壇からを彩ります。小花が下から上へと連なり穂のように咲く姿です。藤の花と同じマメ科です。
ルピナスは、枝がよく分枝して沢山の花が咲きます。荒野でも育つ強い性質です。地域景観の植物にも選ばれ、草原に植栽されることも多い植物です。日当たりと水はけの良い場所を好みます。過湿にやや弱く、日本が梅雨に入る頃は枯れています。
山崎造園では、荒地や畑の改良、緑のある景観づくりなど、遊休農地や森林を活用した植栽、「環境にやさしい取り組み」活動にも積極的に行っています。
庭木・垣根の剪定(手入れ)から、坪庭や和風庭園の造園、憩いの広場の造成、店舗の庭づくり、芝張りや刈込・薬剤散布など、季節に応じた年間管理も承っております。 お気軽にご相談ください。
主要地域 :造園工事、お庭のリフォームも対応いたします!
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他
高砂市、加古川市、太子町、相生市、赤穂市、加西市、小野市、加東市、三木市、西脇市、明石市、播磨町、稲美町、市川町、神戸市、他 近畿周辺 )
ルピナスがある庭
ルピナスの中でもラッセルルピナスは、宿根ルピナスといわれ、冬越しできます。ルピナスは連作(れんさく:同じ場所に同じ作物を毎年続けて栽培する)ことを嫌う性質があるとはいいますが、宿根ルピナスは土壌の影響がうけにくく、生命力の強い花です。
5月 宍粟市周辺の見どころ
宍粟市は兵庫県中西部に位置し、地域の人々により守り育てられている“豊かな自然”や、四季折々の花が咲き誇る“花の名所”が各地にあります。
宍粟市周辺のおすすめ観賞スポットにも是非訪れてください。
春には約8000本のルピナスが咲き誇る
味わいの里三日月(ルピナス畑)
味わいの里三日月は、地元の農家が作った新鮮な野菜、特産加工品、料理が楽しめる施設です。約40aの畑に植栽された色とりどりのルピナス約8,000本が5月~6月に見られます。
・ 味わいの里三日月(あじわいのさとみかづき)
・ 場所:兵庫県佐用郡佐用町乃井野1266
・ ルピナス開花時期:5月中旬~6月上旬
・ 詳しくは→味わいの里三日月
(佐用町観光協会のホームページ)
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