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金木犀(キンモクセイ)がある庭・花の特徴・手入れ・剪定・育て方
キンモクセイ(金木犀)は、モクセイ科の常緑樹で、香りを鑑賞する花木です。9月下旬から10月中旬にかけてオレンジ色の花が咲きます。特徴は、なんといっても甘くて強い香りです。キンモクセイは、香りの樹木を代表する三大香木(さんだいこうぼく)、四大香木(よんだいこうぼく)の一つで秋の香りです。日本には明治の頃から栽培されており、公園や庭木、街路樹や生垣などにも植えられています。
花芽形成から開花までわずか数か月、キンモクセイ(金木犀)の若葉は赤みのある葉色です。
春、4月になると、キンモクセイ(金木犀)の枝先に若葉が芽吹き出します。5月にもなるとオレンジ色の葉が目立ってきます。葉は徐々に緑色が増していき、夏になると深みのある緑色になります。
花芽は、春から伸びた枝に8月上旬頃から形成され、その年の秋に開花します。
(写真:4~5月頃のキンモクセイの若葉)
記念樹に使われる香木、金木犀(キンモクセイ)があるお庭
金木犀(キンモクセイ)は、学校や公共施設、公園樹にも使われています。また、思い出を「香り」とともに感じていただけるようにと結婚式場やセレモニー会館等の記念樹にキンモクセイが選ばれることも多いです。キンモクセイは地植えすると7~8mにも成長します。敷地内を囲む生垣風に仕立てることができます。
一気に開花して一気に散る、キンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)の咲き方は、蕾(つぼみ)が開き始めると一気に咲き、ひとつの花が咲いている期間は短く、ワっと咲いてパっと消えてしまうのが金木犀の咲き方です。
キンモクセイの香りが漂うのは、5日から長くても一週間くらいです。
キンモクセイ(金木犀)の花の終わり
キンモクセイ(金木犀)の花が散る時は、花姿のまま落ちます。一気に散り始め、地面がオレンジ色の絨毯(じゅうたん)になる景観も楽しめます。
(キンモクセイ(金木犀)の花が散ったあとの地面)
キンモクセイ(金木犀)の花のカタチ
キンモクセイ(金木犀)の花の形状は、4深裂(しんれつ)です。4枚の花びらに見える十字に裂けた切れ込みの付け根は繋がっています。
キンモクセイ(金木犀)の花、1つひとつはとても小さく、丸みのあるカタチをした肉厚です。
小さい花の集まり
キンモクセイの一つひとつの花は、とても小さく1cmに満たない大きさで、4~6mm程度の花が密に集まって咲きます。
枝の途中に花芽が縦に並ぶキンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)は、春から夏に伸びた枝のわき芽に花芽が付きます。今年伸びた枝と、2年枝にも花芽をつけます。花芽は、縦に並ぶように付き、夏の間(6月~8月)に形成していき、9月下旬になると蕾(つぼみ)が膨らみはじめます。
(写真:もうじき開花を迎えるキンモクセイの蕾)
芽吹き時期
キンモクセイの枝に、花になる芽が付くのは夏の間です。
花が終わった後、冬から初春までは、花芽(はなめ)は付きません。 花芽がなく真冬を避けた時期が剪定適時です。
細い茎の先端に花が咲くキンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)は、一株に大量の花が咲きます! 春(3月)以降に萌芽(ほうが)した枝に花を付け、 夏(7月下旬~8月上旬)に花芽が作られ、 秋になると束生(そくせい) して咲きます。
(キンモクセイ(金木犀)の枝)
キンモクセイ(金木犀)の花の位置
金木犀(キンモクセイ)の花は一気に咲きます。花は、枝から伸びた細い花茎の先端に一つの花が付いています。
和風・洋風問わずに映えるキンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)は日本の庭を彩る秋を楽しめる庭木です。近年は、ブロック塀を撤去して生垣に変えられるお庭も多くなりました。
キンモクセイは、常緑樹で枝が密に茂ります。マンションや集合住宅の緑地、ビルの玄関横に植栽すると、花の香りが季節を感じさせてくれます。
キンモクセイ(金木犀)の開花時期
キンモクセイ(金木犀)の蕾(つぼみ)は、気候が少し涼しくなって来た頃に膨れはじめます。 キンモクセイの開花は、9月中旬〜10月下旬ですが、近年の9月といえばまだ汗ばむ陽気で気温も高めです。キンモクセイが咲き出すのが10月下旬になってからという地域も増えています。
満開期
近年の温暖化や気候変動の影響で樹木や草花において変化が起きています。
キンモクセイは、気温によって開花します。例年よりも遅れ10月下旬から11月上旬に満開期を迎える地域もでています。
キンモクセイ(金木犀)の二度咲き・・・!?
キンモクセイ(金木犀)は、二期咲きする(二度咲く)性質があります。9月に咲いて一度は散るのですが、10月も中旬を過ぎた頃、あれっ?また咲いた!?というお話もよくお聞きします。
(※二度咲きは、気温の急激な変化によるものです。必ずしもではありません。気候により地域によって異なります。)
晩秋にもう一度咲くかも?
近年、キンモクセイが二度咲きする現象が全国的に相次ぎ、珍しいことでなくなりました。
キンモクセイの剪定は花が終わったあとに行いますが、1度咲いても剪定するのを少し待ってみます。晩秋にもう一度咲くかもしれません。
キンモクセイ(金木犀)は縁起樹・金婚式の祝い樹
キンモクセイ(金木犀)の名前に「お金」の字がつき、「金色」を思わせるオレンジ色の花が咲くことから縁起のいい庭木として親しまれています。庭にキンモクセイを植えるなら西側に黄色(黄金色)を置いて金運上昇!としても知られています。
金婚式の祝い樹
キンモクセイ(金木犀)の名前に「金」があることから、結婚50周年の「金婚式」の祝い樹(花木)として苗を贈られる方もおられます。
キンモクセイ(金木犀)の原種は、白い花が咲くギンモクセイ(銀木犀)
キンモクセイ(金木犀)は、金(オレンジ色)の花が咲き、同じモクセイ科のギンモクセイ(銀木犀)は、銀(ややクリーム色の白色)の花が咲きます。
金モクセイは、銀モクセイの変種です。原種は、白い花が咲くギンモクセイ(銀木犀)です。花が咲く時期も同じです。性質も同じで並べて植栽できます。
(写真:キンモクセイ(金木犀)とギンモクセイ(銀木犀)の植栽)
キンモクセイ(金木犀)とギンモクセイ(銀木犀)、ウスギモクセイ(薄黄木犀)との違い・特徴
薄い黄色い花が咲くウスギモクセイ(薄黄木犀)
キンモクセイ(金木犀)、ギンモクセイ(銀木犀)、ウスギモクセイ(薄黄木犀)は、同じモクセイ科で花が似ていますが、香りの強さが異なります。
キンモクセイ (金木犀) |
ギンモクセイ (銀木犀) |
ウスギモクセイ (薄黄木犀) |
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開花:秋(9~11月頃) | 開花:秋(9~11月頃) | 開花:春と秋 (年に数回開花する四季咲きモクセイ) |
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花の色:鮮やかで淡いオレンジ色 | 花の色:シャンパンイエローのような優しい白色 | 花の色:薄い黄色で、白っぽい金色 | ||
花びら:4つの深裂 | 花びら:4つの深裂 | 花びら:4つの深裂 | ||
種類:ギンモクセイの変種(var.) | 種類:原種 | 種類:ギンモクセイの変種(var.) | ||
キンモクセイの香り:強めの甘い香り | ギンモクセイの香り:柔らかい甘さ | ウスギモクセイの香り:優しい甘い香り |
香りの強さが異なる似ている3つの樹木、香りの違い
【香り:強め】キンモクセイ(金木犀) 淡い鮮やかなオレンジ色(橙色)の花が咲くキンモクセイ(金木犀)の香りは、香気成分のリナロールが高く、フルーティーで甘く強い香りです。 |
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【香り:ほのか】ギンモクセイ(銀木犀) クリーミーな白い花が咲くギンモクセイ(銀木犀)は、近くに行かないと香りを感じない程、ほのかな柔らかい香りです。 |
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【香り:優しめ】ウスギモクセイ(薄黄木犀) 薄い黄色い花が咲くウスギモクセイ(薄黄木犀)の香りは、ギンモクセイ(銀木犀)よりも強く、キンモクセイ(金木犀)ほど強くない、銀と金の中間で優しい甘さの香りです。 |
(図解:香りの強さ)
ギンモクセイ(銀木犀)の花
シャンパンのようなクリーミーな白色の花が咲くギンモクセイ(銀木犀)
鮮やかな淡いオレンジ色の花が咲くキンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)の満開
レモン色のような薄い黄色い花が咲くウスギモクセイ(薄黄木犀)は、「四季咲きモクセイ」の名でも知られています。
キンモクセイ(金木犀)、ギンモクセイ(銀木犀)は常緑樹です。
キンモクセイ(金木犀)、ギンモクセイ(銀木犀)は、シンボルツリー(記念樹)としても好まれる常緑樹(じょうりょくじゅ)です。一年を通して葉が茂っています。
(年中緑の葉が茂っているキンモクセイ)
常緑樹
常緑樹は、冬になっても落葉しません。紅葉もしません。外部からの視線を遮る(さえぎる)目隠しにもなります。
耐寒性がやや弱いキンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)もギンモクセイ(銀木犀)も、冬の寒さにやや弱く、氷点下-5~-8度を下回ると枯れてしまうことがあります。雪が積もる寒い地域では育ちにくく、霜や地面が凍結した場合、無残にも葉っぱが全部落ちてしまうことがあります。
常緑樹は、葉が寒さで一時的に枯れても、根が生きていれば春になると新しい葉や枝がでてきます。
肥料やり
冬の寒さで、キンモクセイ(金木犀)の葉が悲しくも落ちてしまった場合、生長前の2〜3月に有機肥料を施して成長を見守ります。
キンモクセイ(金木犀)の生垣
キンモクセイ(金木犀)は、枝が密に茂る常緑樹です。敷地内の区切りや目隠しの生垣など広く利用されています。
地植え(庭植え)で育てるキンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)は、日光を好み、よく分枝し、大きくなる木です。鉢植え栽培でも育ちますが、地植え(庭植え)向きの花木です。
キンモクセイ(金木犀)の樹形
キンモクセイ(金木犀)の寿命は、樹齢300年、500年、700年を超える巨木が天然記念物になっているキンモクセイが主に関東地域に点在します。
キンモクセイは、刈り込み剪定にも強く、末広がりに仕上げることもできます。
刈り込みに強いキンモクセイ(金木犀)の仕立て方・円筒形や楕円
キンモクセイ(金木犀)の樹形を、円筒形や楕円形に仕立てる際は、表面を刈り込んで形を作ります。キンモクセイは葉が生い茂り樹形が崩れやすく、毎年、外側を切り詰めて樹形を整えます。 キンモクセイの樹形を整える強剪定は、成長が活発になる前の早春2~3月が適しています。飛び出した枝を切って外側を整え、さらに内部の混み合っている枝を透かします。
(キンモクセイの樹形:円筒形(円柱形))
(写真:キンモクセイの樹形:楕円形(球形))
下枝を育てる
キンモクセイは、下枝がなくなりやすい性質がありますので、生垣風に育てる場合は、上に伸ばさず、地際から生えてきた枝を大切に育てます。
(キンモクセイ(金木犀)の株元)
キンモクセイ(金木犀)の花後の剪定・手入れ
キンモクセイ(金木犀)の剪定は、花が終わったあと(11月中旬以降~冬前)が一番良い時期です。
剪定する枝
キンモクセイ(金木犀)の剪定は、春から伸びた飛び出した枝や枯れ枝(かれえだ)、細くて弱い枝を間引くように切り、風通しを良くしておきます。
今年花が咲いた枝は、翌年は花が付きません。(稀に2年枝にも花が付くことがありますが稀です。)樹形の形成よりも、花付きを良くする場合や、大きくしたくない生垣などは、毎年剪定して樹形を維持していきます。
枝が多方向に分かれて伸びる、キンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)は、放置していると枝数が増えていきます。
(剪定前のキンモクセイ)
キンモクセイを手入れしないまま何年も放置していると、枝がわさわさと茂り、うっそうとしてきます。
樹形も乱れ、手がつけられなくなります。
枝が密に茂る、キンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)の枝は、よく分枝します。どの枝がどこから伸びているのかさえ分からない程、密に茂ります。
(放置されているキンモクセイ)
キンモクセイの剪定は、花後と新芽が伸びる前の早春に行います。枝を間引いて内部に日が差し込むようにします。 刈り込みにも強く、よく萌芽します。
地植え(庭植え)で育てるキンモクセイ(金木犀)の成長目安
金木犀(キンモクセイ)・銀木犀(ギンモクセイ)ともに常緑小高木(分類)で、図鑑によっては常緑高木にも分類されています。小高木は10m未満の木です。木造2階建ての住宅でおおよそ7~9mくらいあります。
(キンモクセイがあるお庭)
キンモクセイの枝はよく伸びますが、樹木自体の成長スピードは比較的遅めで1年で約15cm程度です。上に伸びる成長が止まると幹は太っていきます。
シンボルツリーにする木
庭に1本、高い樹木があると、庭全体のバランスが良いとされています。
常緑樹を庭に植える際は、家の中に差し込む日差しも考慮して場所を選ぶようにします。
枝分かれしているキンモクセイ(金木犀)を切る位置は?
キンモクセイ(金木犀)の枝は、よく伸びます。年に1回を目安に剪定して樹形を整えます。剪定方法は、その年に伸びた枝を切るのが基本です。枝がたくさん分かれています。枝の途中で切ってしまうと、そこからまた枝が伸びていきます。高さを低くしたい場合など、枝を切る際は付け根から切り落とします。
(キンモクセイの枝分かれ)
(剪定前のキンモクセイ)
キンモクセイの新枝は3つに分岐していることが多く、花が終わった枝を切り詰めて樹高を調整します。
枝数を増やすしていくには、側面の枝の先端から1~2節残した位置で切り、新たな枝を伸ばしていきます。
キンモクセイ(金木犀)を小さく育てたい「芯を止め」?!
キンモクセイ(金木犀)は、背が高くなると手入れが大変です。高くなりすぎたキンモクセイ、低めに維持したいお庭では、これ以上高くしたくない位置で「芯止め」します。芯止めしているキンモクセイは、高さを維持してコンパクトに育てられます。切り戻しを繰り返している樹木は、幹がやや太めでしっかりした樹姿になっていきます。
(芯止めしているキンモクセイ)
(芯止めしているキンモクセイの生垣)
芯止め
樹木の芯止めは、幹を途中で切って上に伸びる成長を止める剪定方法です。
側枝を伸ばして小枝を増やしていきます。
キンモクセイ(金木犀)の生垣がモサモサに?!
キンモクセイ(金木犀)は枝が広がりやすく、内側は枝が密になり膨れるようにモサモサに茂ってきます。
(膨らむように成長したキンモクセイの生垣)
(剪定前のキンモクセイ)
キンモクセイの生垣は、樹形を維持していくのはもちろんですが、内部が混み合い過ぎると病害虫の要因になってしまいます。2、3年に1度は、内部も透かすように間引いて風通しをよくしておきます。
成長すると下枝がなくなるキンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ(金木犀)は大きくなるにつれて、下枝がなくなりやすい性質があります。
(キンモクセイの生垣)
下枝は、後になって増やすことができません。
下枝がない幹の周辺に低木の植物を植えるなどで美観を配慮できます。
(キンモクセイの公園樹)
キンモクセイ(金木犀)の実(み)は、日本では見れない幻!?
雌雄同株と雌雄異株の違い
樹木の株の種類には、雌雄同株(しゆうどうかぶ)と雌雄異株(しゆういしゅ)があります。
雌雄異株(しゆういしゅ)は、一つの株が、雄(オス)と雌(メス)のどちらかに分かれます。雌雄同株(しゆうどうかぶ)は、一つの株に雌蕊(めしべ)と雄蕊(おしべ)をつけます。
(写真:イチョウの実(ぎんなん))
例えば、雌雄異株(しゆういしゅ)のイチョウの木やキンモクセイなどは、雌株(めかぶ)と雄株(おかぶ)の両方を植えないと実がなりません。
(写真:ハナミズキの実)
例えば、雌雄同株(しゆうどうかぶ)のハナミズキやナンテンの木、ピラカンサなどは、一本だけで実をつけます。
キンモクセイ(金木犀)は雌雄異株で日本には雄株(おかぶ)しかない
キンモクセイ(金木犀)は雌雄異株(しゆういしゅ)です。雌株 (めかぶ) には「オリーブの実」のような楕円球の実が付きます。
ただ残念なことに、日本にあるキンモクセイは、すべて雄株(おかぶ)のため、実が付いている姿を見ることはないことで知られています。
(写真:キンモクセイ(金木犀)の開花)
原産地の中国では、キンモクセイの雄株(おかぶ)と雌株 (めかぶ)があり、キンモクセイに果実が付く姿を見ることができるようです。
(写真:ウスギモクセイ(薄黄木犀))
黒紫色に熟すモクセイ樹の実は、ウスギモクセイ(薄黄木犀)
先日、季節のニュースでキンモクセイ(金木犀)に実が付かないことで知られている日本国内で、果実がなっている姿が発見されたと話題になりましたが、オレンジ色の花が咲くキンモクセイではなく、「レモン色のような薄い黄色の花が咲くウスギモクセイ(薄黄木犀)だった」そうです。
わたしもまだ、金木犀に実が付いているのは、見たことが無いだけに興味深く注目していました。
モクセイ科の樹木に、実が付いている姿を見た時は、金木犀のなのか?雌株 (めかぶ)発見なのか!?庭木の手入れを通して観察していきたいと思います。
金木犀がある庭・景観づくり
近年、地域景観・名所づくりに季節の植物を活かした活動が盛んに行われています。これまでブロック塀だった壁面を撤去して生垣にしたいなど、工事の大小に関わらずご相談ください。
(キンモクセイがあるお庭)
キンモクセイ(金木犀)通り
金木犀(キンモクセイ)と銀木犀(ギンモクセイ)は、枝や葉が密に茂ります。観光で訪れた人が散策する道沿いの生け垣にも向いています。「金木犀通り」を造りたいなど、工事の大小に関わらずご相談ください。
地域の景観・キンモクセイ(金木犀)の香りと色でおもてなし
境界沿いに植え並べた金木犀の垣根は、濃い緑の葉と、鮮やかなオレンジ色の対比が町並みに映えます!
公園樹のキンモクセイ(金木犀)
秋晴れの日、公園の近く通るとあちこちで金木犀の甘くやさしい香りが風に乗ってほのかに漂っています。
(写真:10月中旬頃の宍粟市内)
キンモクセイの香りが漂う中で仕事をするのは何だか贅沢な気持ちです。 日本を代表する香木です。
山崎造園は、建物周辺の外構(エクステリア工事)の専門業者です。お庭の設計・施工(造園工事)、植木の剪定、抜根・伐採、門扉や塀、車庫やフェンスの設置、お庭のリフォーム(改修工事)など、庭の手入れも一貫して承っております。
主要地域 :造園工事、お庭のリフォーム、高所作業や斜面など手入れが困難な場所にも対応いたします。
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他
高砂市、加古川市、太子町、相生市、赤穂市、加西市、小野市、加東市、三木市、西脇市、明石市、播磨町、稲美町、市川町、神戸市、他 近畿周辺 )
キンモクセイ(金木犀)の害虫駆除
金木犀(キンモクセイ)を害虫から守るには、やはり日ごろの手入れや剪定がとても大切になります。春~秋はハダニが発生することがあります。カイガラムシ類も発生しやすいです。風通しだけでなく日当たりも良くしておくことで予防できます。キンモクセイの葉が虫に食われたなど、病気・害虫駆除などでお困りの際はお声掛けください。
三大香木と四大香木の樹木
2023.10.10
三大香木(さんだいこうぼく)
キンモクセイ(金木犀)は、古くから「三大香木(さんだいこうぼく)」の一つとして知られています。三大香木(さんだいこうぼく)は、香りの強い花を咲かせる3つの花木のことで、キンモクセイ(金木犀)・ジンチョウゲ(沈丁花)・クチナシ(梔子)です。
山崎造園のブログ「三大香木と四大香木の樹木」 の記事でも紹介しています。
金木犀(キンモクセイ)の花
2022.10.16
金木犀の咲き方と散り方
金木犀の花は、ワっと咲いてパッと散ります。甘い香りが漂っているのは、4~5日から一週間程度です。金木犀の花姿は「4深裂」(しんれつ)といって、先端から深く裂けた切れ込みがありますが、繋がっています。散る時は、花のカタチをしたまま「軸ごと落ちる」のも金木犀の特徴です。
山崎造園のブログ「金木犀(キンモクセイ)の花」 の記事でも紹介しています。
キンモクセイ(金木犀)の名前
2021.10.02
キンモクセイの名前・漢字の由来
キンモクセイ(金木犀)の漢字に、「犀」(さい)の字が使われているのは、淡灰褐色の樹皮が、動物のサイの脚(あし)に似ていることから付けられたそうです。名前を漢字にした人は、犀(サイ)を知っていたことに(笑)
山崎造園のブログ「キンモクセイ(金木犀)の名前」 の記事でも紹介しています。
芯止めしているキンモクセイ(金木犀)の生垣
2017.11.03
生け垣風のキンモクセイ、植えてから10年以上、毎年開花
剪定前に花付きを拝見しにお伺いしました。こちらのお庭では、キンモクセイ(金木犀)を生け垣風にして10年以上育てていらっしゃるそうです。
キンモクセイは、葉と枝が密に茂り、常緑樹で生け垣にもよく使われる樹木です。キンモクセイの高さを芯止めしてコンパクトに維持されていました。
山崎造園のブログ「キンモクセイ(金木犀)の生垣」 の記事でも紹介しています。
6月・赤い実の果樹木・落葉樹 ジューンベリー(アメリカ采振木) |
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11月・落葉低木 黄色く黄葉するクロモジ |
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9月・庭園樹 槙の庭木・生垣 マキの木(イヌマキ/ラカンマキ) |
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6月・白い花が咲く和風の庭 夏椿(ナツツバキ)・沙羅の木(シャラノキ) |
9月・葉は花を見ず、花は葉を見ず 彼岸花(曼珠沙華・ヒガンバナ) |
12月・冬の花壇 ハボタン(葉牡丹) |
8月・秋の花壇 韮(ニラ)の花・ハナニラ |
9月・庭の手入れ 芝生・庭に生える キノコ(毒キノコ) |
7月・夏の花壇 ミニひまわりの花壇・栽培 |
8月・甘くやさしい香りの樹木 三大香木の金木犀(キンモクセイ) |
6月・梅雨~初夏の花 ヤマボウシ(山法師) |
5月・庭の手入れ・雑草対策 どくだみが大量に繁殖?! |
5月・春の花壇 ムスカリ(ムスカリー) |
4月・散房花序に咲く花・多年草と一年草イベリスの違い 宿根イベリス |
4月・剪定・枝の処理 サクラ(桜)の木 |
1月・早春を告げる花木 梅の木(花ウメ)・サクランボの花 |
3月・冬から春の花壇 パンジー、ビオラ |
12月・サザンカとツバキの違い サザンカ(山茶花)の花 |
2月・ロウバイの植樹・花の見分け方 香りの花木・ロウバイ(蝋梅) |
10月・紫色の実が付く植物 ムラサキシキブ(紫式部) |
1月・長寿・幸福を祝う花 福寿草(ふくじゅそう) |
8月・サルスベリの花を再び咲かせる『2度切り』 サルスベリ(百日紅)の剪定 |
12月・冬の花壇・ミニシクラメン ガーデンシクラメン |
7月・樹皮がすべすべの樹木 サルスベリ(百日紅)の花 |
11月・生垣・庭木の植栽 ヒイラギ(柊) |
5月・花と実を楽しむ 姫りんご(姫林檎)の木 |
10月・紅葉を楽しむ イチョウの木(銀杏の実) |
2月・和が映える庭木 ツバキ(椿) |
9月・秋の花壇 アメジストセージ(サルビア) |
1月・香りを楽しむ ハーブの植栽 ローズマリー |
8月・夏の花壇 マリーゴールド |
12月・赤い実の縁起木 赤い実の千両,万両,百両,十両,一両 |
7月・果樹を育てる ブルーベリー(Blueberry) |
11月・生垣の紅葉 ドウダンツツジ(灯台躑躅) |
6月・雨の中を彩る花 紫陽花(あじさい) |
9月・秋の風物詩 巨大なススキ?パンパスグラス |
5月・梅雨に咲く花 菖蒲(アヤメ) |
8月・秋の七草 桔梗(キキョウ) |
4月・藤棚(パーゴラ)の設置・補修 フジの花・剪定・花後 |
7月・タカサゴユリ・シンテッポウユリの見分け方 テッポウユリ(鉄砲百合) |
3月・春の風物詩 菜の花(アブラナ) |
6月・色が変わる花 ランタナ(七変化) |
2月・下向きに咲く花 スノードロップとスノーフレーク |
5月・和風も洋風にも映える花 カサバルピナス(傘葉ルピナス) |
1月・門松のご注文・配達・引き取り 迎春(門松・お正月飾り) |
4月・雑草対策にもなる植物 シバザクラ(芝桜) |
12月・冬の庭に咲く白い花 プリムラ・シネンシス(雪桜) |
2月・春を告げる花 希少植物・セツブンソウ(節分草) |
11月・紅葉を楽しむ モミジ(紅葉・もみじ) |
1月・氷柱ができる植物 氷の花・シモバシラ(霜柱) |
10月・秋の風物詩 ススキ(芒・薄)・オギ(荻) |
12月・官兵衛飛躍の地・宍粟市 メグスリノキ(目薬の木) |
9月・秋の花壇 地植えのコスモス・手入れ |
11月・銀青色を帯びた葉色・クリスマスツリーの木 銀青色の針葉樹・プンゲンストウヒ |
8月・ヒマワリの役目・緑肥植物 ひまわり畑はなぜ? |
10月・花のある暮らし 秋色あじさい |
7月・香りを楽しむ庭 ミントの栽培・お困り事 |
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