トップページ > 庭木・植木のお手入れ・お庭づくりのアドバイス
樹木の成長を左右する施肥・モミジの寒肥作業
冬の寒い時期、休眠状態の庭木や植物に施す肥料のことを寒肥(かんごえ・かんぴ)といいます。
寒肥は、冬の休眠期に庭木や樹木などに与える肥料のことです。植物が休眠している間に肥料を与えると土中でゆっくり分解され、春以降の成長期に吸収されやすくなります。特に牛糞堆肥や鶏糞堆肥、油粕などの有機肥料が使用されることが多く、これらを用いることで土壌環境を整え、植物の健康を支える役割を担います。
寒肥作業の時期
寒肥を施す最適な時期は、12月から2月にかけてです。この時期は植物が休眠状態にあるため、肥料が急激に吸収されない反面、有機肥料がゆっくりと分解されて土壌に馴染み、春先に効き目が表れます。
1年間の生育を支える肥料・今年もいっぱいありがとう!
寒肥を推奨する、主な庭木・樹木
![]() |
ツバキ(椿) ツバキ科の常緑樹 |
![]() |
ハナミズキ ミズキ科の落葉樹 |
|
![]() |
サクラ(桜) バラ科の落葉広葉樹 |
![]() |
カキノキ(柿) カキノキ科の落葉樹 |
|
![]() |
サクランボ(桜桃) バラ科の落葉中高木 |
![]() |
ウメ(梅) バラ科の落葉高木 |
|
![]() |
シャクナゲ ツツジ科の常緑低木 |
![]() |
カリン(花梨) バラ科の落葉高木 |
|
![]() |
ロウバイ ロウバイ科の落葉低木 |
![]() |
マツ(松) マツ科の針葉樹 |
|
![]() |
コウヤマキ コウヤマキ科の常緑針葉樹 |
![]() |
ポプラ ヤナギ科の落葉樹 |
|
![]() |
イヌマキ(槇の木) マキ科の常緑針葉高木 |
![]() |
ヒノキ ヒノキ科の常緑針葉樹 |
|
![]() |
コニファー類 常緑性の針葉樹 |
![]() |
スギ(杉) ヒノキ科の常緑針葉樹 |
|
![]() |
イチョウ イチョウ科の落葉樹 |
![]() |
ゴールドクレスト ヒノキ科の常緑樹 |
|
![]() |
カシワ(柏) ブナ科の落葉樹 |
![]() |
カシ(樫) ブナ科の常緑樹 |
|
![]() |
サザンカ ツバキ科の常緑広葉樹 |
![]() |
サツキ ツツジの常緑低木 |
|
![]() |
ヒメシャラ(シャラの木/ナツツバキ) |
![]() |
オリーブ モクセイ科の常緑高木 |
|
![]() |
ツツジ類 ツツジ科の常緑樹 |
![]() |
キンモクセイ モクセイ科の常緑樹 |
|
![]() |
バラ類 バラ科(常緑つる性のバラなど) |
![]() |
カナメモチ バラ科の常緑小高木 |
|
![]() |
フジ(藤) マメ科の落葉小高木 |
![]() |
トネリコ モクセイ科の落葉樹 |
|
![]() |
モミジ ムクロジ科(旧カエデ科)の落葉高木 |
![]() |
ケヤキ ニレ科の落葉高木 |
|
![]() |
カエデ ムクロジ科の落葉高木 |
![]() |
カツラ(桂) カツラ科の落葉高木 |
|
![]() |
ウメモドキ モチノキ科の落葉樹 |
![]() |
サルスベリ ミソハギ科の落葉中高木 |
|
![]() |
キョウチクトウ キョウチクトウ科の常緑樹 |
![]() |
モクレン モクレン科の落葉樹 |
|
![]() |
サンゴジュ(珊瑚樹) レンプクソウ科の常緑高木 |
![]() |
マサキ(柾) ニシキギ科の常緑低木 |
|
![]() |
エノキ(榎) アサ科の落葉樹 |
![]() |
ソテツ(蘇鉄) ソテツ科の常緑低木 |
|
![]() |
イヌツゲ モチノキ科の常緑小高木 |
![]() |
ボケ(木瓜) バラ科の落葉低木 |
|
![]() |
ヒバ (檜葉) ヒノキ科の常緑針葉樹 |
![]() |
イブキ(伊吹) ヒノキ科の常緑高木 |
|
![]() |
ナンテン(南天) メギ科の常緑低木 |
![]() |
コナラ ブナ科の落葉広葉樹 |
|
![]() |
ピラカンサ類 バラ科の常緑低木 |
![]() |
ハギ マメ科の落葉低木 |
|
![]() |
ムラサキシキブ(コムラサキ) シソ科の落葉低木 |
![]() |
クチナシ アカネ科の常緑低木 |
|
![]() |
レンギョウ モクセイ科の落葉低木 |
![]() |
ボタン ボタン科の落葉小低木 |
|
![]() |
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) アジサイ科の落葉低木 |
![]() |
アジサイ類 アジサイ科の落葉低木 |
|
![]() |
グミ(胡頽子)類 グミ科の常緑または落葉樹 |
![]() |
イチイ イチイ科の常緑針葉樹 |
冬季の寒肥・施肥作業のご依頼を受付けております。
![]() |
山崎造園では、寒肥・肥料(施肥)作業を行っております。株元に肥料を埋め込みます。同時に、庭木の剪定などのお庭の手入れも承ります。 植えられている場所の環境などお聞かせください。遠方で手入れができない庭、大がかりな庭園の施肥作業など、樹木や花の元肥・追肥・寒肥作業でお困りの際はお気軽にご相談ください。 |
![]() |
主要地域 :庭木の剪定・手入れ・肥料やり・造園工事、お庭のリフォームも一貫して承ります!
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他
高砂市、加古川市、太子町、相生市、赤穂市、加西市、小野市、加東市、三木市、西脇市、明石市、播磨町、稲美町、市川町、神戸市、他 近畿周辺 )
寒肥(元肥)・堆肥作業
肥料には大きく分けて天然物由来の有機質肥料と、無機質を原料とした化成肥料があります。
寒肥(かんごえ・かんぴ)に適しているものは、油かすや牛糞、鶏糞、魚粉、骨粉などの「有機質肥料」です。
※春になってから徐々に効きめが現れる緩効性の固形油粕などが適しています。
バラやツツジなどの花木には、油粕や骨粉を含む緩効性肥料がおすすめです。
環境、樹木・植物の健康状態、性質に合った肥料を調合します。
根の活動・肥料の時期
効き目が緩やかな「有機質肥料」は、12月~2月中に施します。
「化成肥料」は効き目が早く現れますので、2月以降に施します。
栄養になる「有機質肥料」は、土をつくる作用もあり、即効性のある「化学肥料」と組み合わせて使うこともあります。
堆肥をすき込み、柔らかくなった土の中は、細い根がびっしり生えてきます。
寒肥の時期、冬の土はカチカチに・・・
寒肥作業の方法は、穴を掘って肥料を埋め込む「壺肥」や「輪肥」です。
2月は寒さも厳しく、土はカチカチに凍っていたり、なかなか掘れない苦労もあります。
寒肥の肥料やり、土の中がふかふか。
特に重要なのは、根の周辺の土を軽く耕してふかふかにすることです。こうすることで肥料の浸透が良くなり、庭木が効率よく栄養を吸収できます。
寒肥(かんごえ)は肥料やりですが、その際、掘ることによって土に空気が入ります。
根(ね)は、土中の空気を吸い、水分も栄養も吸います。掘ることで土を柔軟にします。
土を掘って肥料を埋めておくだけでも根の成長が充実します。
肥料を吸収するのは、主に根の先端部です。
植物は、地上部(幹・枝)と、地下部(根)が同じように成長しています。 根の先端がどこなのか、地表からは見えないのですが見当をつけていきます。
穴を掘る場所は、庭木の幹から少し離れた根の広がる範囲を目安にします。根の先端部は、樹冠の枝先の下あたりに分布しています。この位置に埋めることで、根が肥料を効率よく吸収します。
施肥(せひ)の場所
枝先の内側に沿って幹の中心に円を描くように溝を掘るか、スコップなどを使って20-30cm掘り、穴を開け、肥料を入れて埋め戻します。
庭木・樹木に与える肥料
寒肥(かんごえ・かんぴ)、お礼肥(おれいひ・おれいごえ)
「寒肥」と「お礼肥」、どちらも肥料やりです。
寒肥には、牛糞堆肥や鶏糞堆肥、油粕などの有機肥料を積極的に活用します。
冬の肥料やり・寒肥
「寒肥(かんごえ/かんぴ)」は、植物が養分を吸収し始める春先から効き目が出るように寒い冬期に行います。寒肥を施すことで葉っぱの色艶もよくなり美しい状態を維持することができます。
春になったら元気に枝葉を伸ばし、たくさんの花を咲かせてもらうために冬の休眠期に肥料を施します。
オリーブのように果実が付く木にも寒肥料を行います。(肥料を根元に埋めておく)と翌年実が沢山結実します。
3月になると樹種によっては新葉が出てきますので、2月頃までに寒肥作業を終えておきます。
来年の花つき・実つきに行う肥料やり・お礼肥
花や実が終わった後に「ステキな花をありがとう」の想いをこめて、開花後に与える"お礼"の肥料のことを、「お礼肥(おれいひ・おれいごえ)」といいます。(o^∇^o)ノ
開花後や収穫後に、弱った植物の回復を図るために施す肥料は速効性のものを使います。お礼肥の時期は、寒い冬に限らず、植物の特性・性質によって行います。
モミジの寒肥作業
秋になると葉が紅葉して散るモミジ。寒い日々が続くこの季節にやっておくのが寒肥(かんごえ)です。o(^▽^)o
「配合土(微生物が土中で活発に動く事で分解されやすく、根にやさしい肥料です)」に、 「現場土」を混ぜて、葉張りに沿って6~7か所に穴をあけて埋戻します。
こうして寒肥(かんごえ・かんぴ)をやっておくと1年間元気です!
(写真:モミジ庭園)
肥料や寒肥の方法は、樹木によって異なってきます。
主に、サザンカ や ツツジ、 桜の木 、 マツ や カエデ・ モミジ 、 梅の木 や オリーブの木、 バラ
などは、根が休眠している冬の間に施肥(寒肥)を行います。 芝生は定期的に肥料を与えます。
寒肥作業と合わせた冬剪定
山崎造園では、造園設計・施工、エクステリア・外構工事・造園土木・公共緑化工事、 戸建て住宅の緑化工事、料亭や茶室や庭園の園路、玄関周辺の階段工事など、建物周辺の庭工事全般を行っております。
冬の庭木(樹木)の手入れ、剪定と合わせて、肥料やり・ 寒肥作業も承ります。
成長しすぎた樹木の伐採や抜根作業、公共施設や街路樹、マンションや工場敷地内の緑地管理、傾斜や高所作業も行っております。お気軽にお問い合わせください。
主要地域 :造園工事、お庭のリフォームも対応いたします!
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他、高砂市、加古川市、太子町、相生市、赤穂市、加西市、小野市、加東市、三木市、西脇市、明石市、播磨町、稲美町、市川町、神戸市、他 近畿周辺 )
もみじの葉っぱが枯れてクシャクシャ。
夏場に水切れを繰り返したことが原因?!。
2018.11.28
もみじ(紅葉)が枯れてきたというお話を聞き、お伺いしてきました。
「去年は葉がたくさん茂って元気だったのに、今年は夏あたりから葉っぱがチリチリになって枯れだし、かろうじて残っている葉は紅葉したものの、 枝に付いたまま枯れていく・・・。
Σ(°Д°;; ~といった状況でした。
葉や幹に害虫なども見られませんでした。葉は水分がないほどパリパリになっていました。もみじは乾燥に弱いです。
作業の様子は山崎造園のブログ「 葉っぱが枯れてクシャクシャのもみじ(寒肥と剪定)」の記事でも紹介しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|