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「松」の芽摘み 春の“みどり摘み”松の手入れ
松の剪定は、春に「新芽(みどり)摘み」、晩秋に「もみ上げ(古葉こぎ)」作業をするのが基本です。
(写真:4月下旬、新芽(みどり)摘み 手入れ前)
松は芽が棒状になって伸びます。
松の新芽摘み(みどりつみ)
松の新芽を『ミドリ』といいます。みどり摘みは、不要な新芽(みどり)を摘むことです。
マツの手入れの中でも重要な作業です。
どの程度折るかなど、伸ばす枝や樹形を想定し行います。
※みどり(新芽)がひと枝に、3~5本出ます。
芽摘み(めつみ)作業
4月から5月末頃(6月上旬頃)にかけて、「みどり摘み」の季節が始まります。春先から伸び出す新芽を摘み、余分な芽を落します。
松は直線の枝があると格好が悪くなります。新芽をこのまま放置すると繁茂(はんも)して樹形が崩れていき、間延びしたような枝になります。
新芽はひと枝に3~5本出ますので、新芽(みどり)の先端、半分から1/3ほど手でポクポクと折っていき成長をおさえます。枝が欲しいところは軽めに折り、不要な部分を折ります。
新芽のうちに芽を摘み取ります。今の樹形を保つときは、新芽(みどり)の長さを揃えるようにします。
マツ(松)の剪定
(写真:松の剪定前)
春に新芽(みどり)摘みができないまま夏を迎えた松です。
葉が出ています。ここまでになると手で折ることはできません。
遠方にお住まいということでしばらく手入れができないまま、伸びたそうです。
では作業開始。仕立てを想定して芽の長さや葉の量を調整していきます。
通常、真ん中の長い芽(主芽)を根元から摘み取り、両脇の2つの芽(側芽)は半分程度(1/2~1/3程度)を摘みます。
芽切り(めきり)、みどり摘み
4~5月を過ぎた頃の芽は、堅くないので指で摘めます。
手で摘み取れるくらい柔らかい内に剪定するようにします。
6~7月になると新芽が固くなってしまい、芽を摘む際は木バサミをつかって切り取ります。
庭木の中でも松の手入れはむずかしく時間もかかります。1本の松に丸一日掛かることもあります。丁寧にそしてなにより根気です!それほど手入れのし甲斐も大きく、素晴らしい樹形を楽しませてくれます。
松の仕立もの 維持管理
松は、「みどり摘み」と「もみあげ」、切り戻しと 透かし 剪定を繰り返していき、美しい樹形を保っています。
枝の途中で切っても芽がでません。
光を好み、葉が密着し過ぎると枯れてしまいます。
松は剪定を怠ってしまうと松毛虫(マツケムシ)が発生します。
「新芽摘み(みどりつみ)」と「もみあげ」は、松毛虫(マツケムシ:マツカレハの幼虫を松毛虫とも呼びます))が葉の間で超冬できない環境にする害虫防御という役割もあります。
庭の手入れ・剪定、高所作業の剪定
山崎造園では、庭木の剪定、高所作業の剪定 も承っております。 松のお手入れ・剪定にお困りの方、伸び放題になっている、樹形やバランスが悪い、虫が大量に発生している、など、松の種類に応じてお手入れいたします。伸びすぎた枝の処理、伐採・移植についてもお気軽にご相談ください。
管理が困難になり手が回らないなど、空き家の庭木(植木)の手入れ、空き地の整備、雑草駆除も行っております。剪定と合わせて作業を行います。
成長しすぎた樹木の伐採や抜根作業、公共施設や街路樹、マンションや工場敷地内の緑地管理、傾斜や高所作業も行っております。お気軽にお問い合わせください。
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