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夏を代表する花木・サルスベリ(百日紅)
サルスベリは、2~10mほどに生長する落葉高木です。
初夏から秋までの間、涼しげなレースのようなフリル状の花を次々に咲かせ、葉が茂る夏にひときわ目立っています。
街路樹や公園、保育園や寺院など多くの所で植栽されています。
サルスベリの蕾(つぼみ)と花びら
サルスベリは、その年に伸びた枝の先に花が咲きます。
5月下旬頃~7月中旬にもなると沢山の蕾が付きます。
梅雨時期に付いた蕾は雨にうたれて上手く開花できないこともありますが、7月になると一気に咲き出します!
サルスベリ(猿滑)の名前 つるっとした樹皮
サルスベリの幹は、滑らかでつやがある薄茶色の樹皮をしています。
サルスベリ(猿滑)の名は、「猿が滑って落ちる」ほど、つるつるした表皮というところから由来しているそうです。猿もすべる「さるすべり」(笑)。
。゚( ゚^∀^゚)σ゚。ヶヶラヶラヶ。
実際には、木に登ったお猿さんが滑ることはないそうですが、それほどツルツルしているということですね。
サルスベリ(百日紅)の樹皮
サルスベリは、太くなるにつれ古い樹皮が剥がれ、新しい白い樹皮が出てきます。
(写真:サルスベリの幹)
サルスベリ(百日紅)は生長が早く、根詰まりを起こしやすい性質です。鉢植えと地植えで育てることができますが、地植えするのが一般的です。
サルスベリ(百日紅)の開花
サルスベリは、「百日紅」(ひゃくじつこう)の別名があります。
花期が初夏から秋にかけて2~3か月続くことから100日咲く紅色の花 に由来します。
しかし同じ花が100日間咲き続けることはなく、一週間ほどで順番に散り、咲き散った枝先から再び芽を出し花を付けます。
房のようにかたまって咲いているからずーっと咲いているようにも見えますが、散って咲いています。
江戸の女流歌人、加賀千代女の詩(俳句)
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」は有名です。
サルスベリ(百日紅)の花色
近年の花色は、白、紅、紫、ピンクなどがあります。
一般的にサルスベリは「紅」の印象があるせいか、鮮やかな紅色や薄紅を育てているお庭が多いです。
純白の白いサルスベリ(百日紅)も涼しげでなかなかよいです。
(花色が白でも名前は百日紅のままです。百日白とは書きません;)
京都の本隆寺は百日紅(さるすべり)の名所です。周辺の街路樹にサルスベリ並木があって、紅色と白色を交互に植栽し道行く人の目を楽しませてくれています。
京都御苑 拾翠亭(しゅうすいてい、江戸時代後期に茶室として建てられた建造物です) の庭園にあるサルスベリ(百日紅)も有名です。
サルスベリ(百日紅)の紅葉・冬季剪定
(写真:サルスベリの紅葉)
サルスベリの紅葉した葉を見られるのは、10月~11月です。
サルスベリは開花期が長期間となります。秋に赤く紅葉した後の落葉期には 「冬季剪定」を行います。
山崎造園は、庭の設計・施工、庭木(植木)の植栽・手入れ、公園や街路樹の剪定、垣根の設置・撤去、塀工事・造園土木工事など、傾斜や高所作業も行っております。1本の樹木から承ります。
百日紅(さるすべり)の剪定、肥料、害虫対策(薬剤散布)についてや、枯れてきてしまった・・・、花付きが悪くなった・・・など、お困りのことがありましたらお気軽にお声掛けください。
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7-8月 宍粟市周辺の見どころ
宍粟市は兵庫県中西部に位置し、地域の人々により守り育てられている“豊かな自然”や、四季折々の花が咲き誇る“花の名所”が各地にあります。
宍粟市周辺のおすすめ観賞スポットにも是非訪れてください。
サルスベリ(百日紅)の大木
(朝来市指定天然記念物)
神子畑のサルスベリ
但馬の巨木100選の一つ
兵庫県朝来市にある「神子畑のサルスベリ」(みこばたのさるすべり)は、兵庫県内でも有数のサルスベリの巨木です。根元より3本に分かれていて、樹姿もよいです。
樹齢約200年、(樹高約8m)朝来市指定天然記念物、兵庫県指定郷土記念物 (H8年3月29日指定)です。
・ 場所 :兵庫県朝来市佐嚢1826-1 (JR播但線新井駅下車 車で10分)
・ 詳しくは→神子畑のサルスベリ - 巨樹と花のページ
(巨樹と花のページのホームページへ)
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