冬から春の花壇に映える　パンジー・ビオラ

カラフルな花色と小さな花姿が愛らしいパンジー（ビオラ）は冬の寒さに強く、秋～春まで咲き続け、ガーデニング初心者でも育てやすい花です。

大きさで呼び名が変わる
パンジーとビオラの違い

パンジーとビオラは、サンショクスミレとも呼ばれるスミレ科の耐寒性1年草です。

パンジーとビオラの区別は、明確な違いはなく同じです。流通上も曖昧になっています。

園芸上、大輪は「パンジー」と呼び、小輪は「ビオラ」と区別されていましたが、 現代では品種も数多く、新しい品種も出回り区別が難しくもなりました。

だいたい約５cm以上のものが「パンジー」と呼ばれています。

パンジーとビオラの花がら摘み

上手く育てるには、しおれたらすぐに摘み取る＝花がら摘みが大事です。

「花がら摘み」をこまめに行っていると次々に沢山の花を咲かせてくれます。

咲き終わった花（枯れた花）の花茎のつけ根から切り取ります。 傷んだ葉も同じように取り除くようにしましょう。

パンジーやビオラの育て方

パンジーやビオラは寒さには強く、秋頃から苗が出回りはじめます。 株元がしっかりしているものを選んでください。

秋のうちに十分に根を張らせておけば、元気に冬を乗り切れる丈夫さを持っています。

日当たりの良い場所を選び植えつけます。

ゆったりめに育つ空間をもって植えるのも育てるコツです。

（写真：一番花が咲く３月頃。小振りな花が群がるようにたくさん咲いてくれます ）

山崎造園では、造園に関する全般業務(設計・施工・管理)、植栽工事、植木の剪定・移植や伐採、戸建て外構・塀の設置・撤去など、建物周辺のエクステリア（外構）工事を一貫して承ります。

季節の花々の植栽管理、薬剤散布も行っております。 お気軽にご相談ください。

3月～4月 兵庫県の見どころ

宍粟市は兵庫県中西部に位置し、地域の人々により守り育てられている“豊かな自然”や、 四季折々の花が咲き誇る“花の名所”が各地にあります。
宍粟市に隣接するおすすめ観賞スポットに是非訪れてください。

佐用町の「弦谷カタクリの花群落」
（つるだにかたくり の はなぐんらく）

全国的にも貴重と評されている『カタクリの花』が、播磨科学公園都市のふもと、弦谷集落の山の斜面に群生しています。

カタクリの花は、朝夕や雨の日には閉じてしまう植物です。
うつむき加減に花が咲き、日があたり気温が上昇すると開花します。

また万葉集の中にも「堅香子（かたかご）」の名で登場し、古くから季節の季語として鑑賞されていました。

平地・山地の林内などに生育し、毎年４月上旬に花を咲かせます。一度は見てみたい花です。

　　・ 場所：佐用町弦谷
　　・ 観梅期間：３月下旬から４月上旬
　　・ 詳しくは→ 弦谷カタクリの花群落
　　　（佐用町観光協会）