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ミントがある庭・栽培(植栽)・手入れ・お困り事
ミントはシソ科のハーブです。葉の香りを楽しむ植物です。ミントの品種は、大きく分けるとペパーミント系とスペアミント系に分かれます。ペパーミント系のミントは、清涼感のあるハッカと呼ばれる香りが特徴です。スペアミント系のミントは、すっきりとした中に甘みのある香りが特徴です。
どちらも花が咲き、開花は7月〜8月です。葉は一年を通して収穫できます。地植え(庭植え)でも鉢植えでも栽培でき、料理の香りづけやスイーツ、ハーブティーにも使われます。
ミントの香りを楽しむ
ハーブ栽培の定番ともいえる「ミント」です。庭のミントを摘み、鉢に入れて、インテリアっぽく飾ってみてはいかがでしょう。
(*^▽^*) ナチュラルな雰囲気と香りを楽しめます。
ミントにはたくさんの種類があります。
スーッとした香りのペパーミントや、レモンの香りが漂うレモンバーム、ネコちゃんが好きなキャットミント、中でもミントを植えられている方の多くは、「虫除け効果に期待!」といいます。
香り高いミントといえばやはり「ペパーミント」です。
植物の記念日「ミントの日」は3月10日です。
2000年(平成12年)12月に制定されました(日本記念日協会認定)
キッチンガーデン
ミントは、害虫を寄せ付けない効果もあり、キッチンガーデンの定番です。すっきりとした清涼感や甘い香りなど、栽培を楽しめます。
(※キッチンガーデンとは、食用植物や野菜・果樹などを、収穫と観賞どちらも楽しむお庭のことです。)
スーっとした香りのペパーミント・西洋ハッカ
ペパーミントは「西洋ハッカ」ともよばれ、西洋でミントといえば=ペパーミントを指すほど代表的な品種です。スーっとした香りが特徴的です。
(写真:ペパーミントの葉)
ペパーミントの名前は、香辛料のような刺激「ペッパー(pepper)=コショウ)」と「ミント(mint)=ハッカ)」から名付けられたとか。
ニホンハッカ(日本薄荷)・和ハッカ
日本には、ニホンハッカ(日本薄荷)が自生しています。ミントの清涼感(メントールの含有量)が最も多いミントとされています。「和ハッカ」とも呼ばれます。
(写真:ニホンハッカの花)
ニホンハッカ(日本薄荷)はメントールが高濃度です。スーっとした香りが特徴の「ペパーミント」のメントール含有量でさえ「ニホンハッカ(日本薄荷)」の50~60%程度といわれ、ニホンハッカ(日本薄荷)の清涼感の強さというかその刺激性を想像すると、ミントの香りが好きな方にとってはすごいですが、ミントが苦手な方にとっても強烈なものかと察します;;。
ミントがあるお庭
ハーブの良い香りに包まれて暮らしたい、素敵な願いをかなえるガーデンです。
ご自身で育てたミントを料理やハーブティに使ったり、部屋に飾ったり、ドライフラワーにしたり、週末の庭作業が待ち遠しくなりますね。
ミントの栽培(植栽)・鉢植え
ミントは、「庭植え(地植え)」、「鉢植え」、どちらでも栽培できますが、生育旺盛で根も張ります。広がりなくない、繁殖を抑えたい場合は、 鉢植え栽培をおすすめします。
鉢に植える際は少し大きめの鉢にしておきます。
ミントの地植え(庭植え)
庭に直接植える時は地下茎やこぼれ種でどんどん増えます。摘芯すると葉がもっと増えますので、育つスペースを確保しておきます。
アプローチで育てるミント
玄関から続くアプローチを「玄関アプローチ」といい、庭の小道や庭に続くアプローチを「ガーデンアプローチ」といいます。
アプローチにミントを植えると、歩くたびにほのかに香るミントの香りに包まれます。
(写真:道行く人を招くミント)
ミントの清涼感を楽しめるお庭づくりです。
ミントの種類
キャットミント
猫が好む香りを持つハーブです。
春から秋(4月~10月)淡い藤色の花をたくさん咲かせます。
観賞用ハーブとして親しまれています。
甘いシナモンの香りが特徴です。
レモンバーム
レモンバームは、明るい緑色の葉をしています。レモンに似たフレッシュな香りがします。サラダやハーブティーやアイスクリームの風味付けにも使われます。
目立たない小さな白い花が、6月~7月に咲きます。収穫期は4月~10月頃です。
ミントがあるお庭
風に乗ってミントの香りがふわっと香るハーブガーデン。
仕切りを設けておくと、手入れがしやすくなります。
ミントは初心者でも育てやすいハーブです。
ミントを育てる
ミントは、毎年花を咲かせる多年草です。葉を摘まなくてもそこにあるだけで暮らしの中に香りを運んでくれます。
どのミントにも共通していえるのは、花が咲くと香りが弱くなります。花を観賞する以外は、咲き始めたら種をとる株以外は切り戻します。
茎の先端に穂状の花を咲かせる品種は早めに摘み取ります。
ミントの冬
ミントは、冬の休眠期以外は葉を収穫して楽しめます。
(写真:秋に花が咲いたミント)
寒冷地では秋の終わりになると、地上部は枯れていきますが、土の中で根は生きています。翌年また咲きます。
ミント育てる環境
日差しが照りつける場所よりも、むしろ半日陰くらいの方が適しています。
強い直射日光に当たりすぎると葉が枯れたり生育が弱ったりします。かといって・・・、暗い日陰では育ちません。できるだけ風通しのよい半日陰がミントにとって良い環境です。
地植えのミントは繁殖します。
ミントを地植えにするとよく育ちますが、繁殖力が旺盛で、地下茎が四方八方に伸びていきます。
広がりすぎないように注意します。
ミントの切り戻し剪定
ミントの茎が伸びてきたら、伸びた茎を全体的に切ります。
収穫を兼ね、おおよそ半分から1/3程度、茎をバッサリ剪定します。
ミントはどんどん切って育てます。
地際で切っても大丈夫です。新しい芽が出てきます。
とくに梅雨時期は蒸れやすく、梅雨入り前から梅雨の間に「切り戻し剪定」をしておきます。梅雨時期に「切り戻し」剪定をすると、風通しのよい夏を迎えられます。
ミントの株分け
ミントは、根元付近から、ほふく茎や地下茎を伸ばします。
どんどん株をふやしていくタイプの宿根草、放っておくと広がってしまいます。掘り起こして株分けできます。
ミントは根をはるスピードが速く、鉢植えしても鉢の中はすぐに根でいっぱいになり根詰まりを起こします。大き目の鉢に植えます。
ミントの繁殖力にお困りですか?
そんなつもりじゃなかった、、、;。ミントを庭に植えたらいつのまにかミントだらけ!?
そんなミントのその繁殖力やお手入れにお困りの方も多いのではないでしょうか。
ミントを繁殖させない方法
地植えのミントは素敵ですが、やはり繁殖します。四方八方に広がります。日頃の手入れを簡単にするにはやはり鉢植え栽培をおすすめします。
鉢植えする時、鉢のデザインに悩まれる方もまた多いのではないでしょうか?
鉢を木枠やレンガを組んだ中に入れると地植えのような演出ができます。
(写真:鉢植えを木枠の中に並べて栽培)
ミントを植えたら花壇がミントだらけになってしまいました。ミントを分散できますか? | |
ミントは株分けできます。 | |
宿根草ミントは地下茎が強く、株分けできます。
株分けは4~5月(または9~10月)が適期です。 |
冬に枯れたと思って処分してしまいました。薄いピンク色の花が茎に輪で咲くミントでした。香りはきつくなかったです。 | |
スペアミント ではないかと思われます。 | |
スペアミントは優しい爽やかな香りが特徴で、葉の先が尖っています。 |
ミントの下のあたりから葉が黄色く変色しています。どうしたらいいですか? | |
まずは古い茎は切って風通しをよくしてみましょう! | |
ミントは新しい芽を次々に出します。古い茎が残っていると、新しい芽に栄養が行きわたらなくなってしまいます。
黄色くなった枝は株元からバッサリ剪定します。 |
ミントの花が終わったのか枯れていきます。ミントの花後の手入れは? | |
ミントの花後は「切り戻し剪定」をします。 | |
ミントの花を楽しまれた後、花後に花がらを放置するとカビが発生する原因にもなります。
花が咲いた古枝は下の葉から枯れ上がってきます。 |
ミントを植えたいと思っています。繁殖はどの程度...覚悟しておくものでしょうか? | |
ミントを地面に直接植えすると、広範囲に繁殖します。 | |
育つ環境が合うと、ミントは地下茎を伸ばしてどんどん成長します。 成長はドクダミより旺盛です;
土中にブロックなどで仕切りを設けられるのも一つの方法です。 |
ミントの枯れが苦手です。冬になる前の手入れはどうしていますか? | |
冬になったらミントを地際で切っておきましょう。 | |
ミントは宿根草です。冬に入る前に「冬越しのための剪定」をします。
地際で切っておくと中途半端に枯れていく姿が残るよりもすっきりします。 |
ミントが毎年増えている気がします。ちょっと抜いてみたら根が固めでした。力が入る作業ですか? | |
水やりをしてから抜くのはいかがでしょうか。 | |
ミントの地下茎が伸びると、抜く時に多少固く感じられるかもしれません。
雨が上がった後、湿った状態の土はひかくてき抜きやすいです。 |
ミントを育てたいです。ハーブティまで作れる自信はないのですが、日常的に水に入れて飲みたいと思っています。簡単にできますか? | |
ミント水ですね。簡単に作れます。 | |
ミントウォーター 作り方 ミントを摘んで水で洗います。 水に入れてふたをして冷蔵庫に数時間(おおよそ3時間以上)置きます。ミントウォーターになります。
飲む際に、摘みたての葉を入れるとすっきり爽快(そうかい)な味と香りを楽しめます。 炭酸にもよく合います。
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ミントを抜いても抜いても生えてきます。増えすぎてどうしたらいいのか?ペットがいるので薬剤は使いたくないです。除草剤を撒く以外に、ミントを減らす方法ありますか? | |
薬剤を使うと他の植物にも影響します。ミントを減らしたい箇所をこまめに根気よく抜き続けるしかありません...(;)。一度土を掘り起こしてみてはいかがでしょうか。 | |
ミントは地下茎と種で増えます。
冬に地上部が枯れたら、取り除きたい所の土を掘り起こし、地下茎を抜きます。 春また生えてきます。根気よく抜き取ります。
花が咲いたミントは、種ができる前に摘み取ります。 |
ミントを植え付けたいと思ってます。直接庭に植えにするか鉢植えにするか迷っています・・・。 | |
庭に直接ミントを植えられる際は、数年後の繁殖を考慮した環境に整備することをおすすめします。 | |
ミントを地植えするととどんどん成長します。繁殖すると手が追いつかない状態になります。 最初は、鉢植えかプランターから育てられ、庭を覆い尽くしてしまわないように、ミントの性質に合わせた環境を整えておきます。
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山崎造園では、群生したミントの取り除き作業や、土の入れ替え作業、ハーブが香るガーデンロードを増設します。庭工事も承ります。
建物周辺のエクステリア(外構)、高所作業や斜面作業、生垣やブロック塀の設置・撤去など、庭木のお手入れからお庭のリフォーム工事まで一貫して承ります。お気軽にご相談ください。
主要地域 :造園工事も対応いたします!
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他
高砂市、加古川市、太子町、相生市、赤穂市、加西市、小野市、加東市、三木市、西脇市、明石市、播磨町、稲美町、市川町、神戸市、他 近畿周辺 )
11月・落葉低木 黄色く黄葉するクロモジ |
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9月・庭園樹 槙の庭木・生垣 マキの木(イヌマキ/ラカンマキ) |
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6月・白い花が咲く和風の庭 夏椿(ナツツバキ)・沙羅の木(シャラノキ) |
9月・葉は花を見ず、花は葉を見ず 彼岸花(曼珠沙華・ヒガンバナ) |
12月・冬の花壇 ハボタン(葉牡丹) |
8月・秋の花壇 韮(ニラ)の花・ハナニラ |
9月・庭の手入れ 芝生・庭に生える キノコ(毒キノコ) |
7月・夏の花壇 ミニひまわりの花壇・栽培 |
8月・甘くやさしい香りの樹木 三大香木の金木犀(キンモクセイ) |
6月・梅雨~初夏の花 ヤマボウシ(山法師) |
5月・庭の手入れ・雑草対策 どくだみが大量に繁殖?! |
5月・春の花壇 ムスカリ(ムスカリー) |
4月・散房花序に咲く花・多年草と一年草イベリスの違い 宿根イベリス |
4月・剪定・枝の処理 サクラ(桜)の木 |
1月・早春を告げる花木 梅の木(花ウメ)・サクランボの花 |
3月・冬から春の花壇 パンジー、ビオラ |
12月・サザンカとツバキの違い サザンカ(山茶花)の花 |
2月・ロウバイの植樹・花の見分け方 香りの花木・蝋梅(ロウバイ) |
10月・紫色の実が付く植物 ムラサキシキブ(紫式部) |
1月・長寿・幸福を祝う花 福寿草(ふくじゅそう) |
8月・サルスベリの花を再び咲かせる『2度切り』 サルスベリ(百日紅)の剪定 |
12月・冬の花壇・ミニシクラメン ガーデンシクラメン |
7月・樹皮がすべすべの樹木 サルスベリ(百日紅)の花 |
11月・生垣・庭木の植栽 ヒイラギ(柊) |
5月・花と実を楽しむ 姫りんご(姫林檎)の木 |
10月・紅葉を楽しむ イチョウの木(銀杏の実) |
2月・和が映える庭木 ツバキ(椿) |
9月・秋の花壇 アメジストセージ(サルビア) |
1月・香りを楽しむ ハーブの植栽 ローズマリー |
8月・夏の花壇 マリーゴールド |
12月・赤い実の縁起木 赤い実の千両,万両,百両,十両,一両 |
7月・果樹を育てる ブルーベリー(Blueberry) |
11月・生垣の紅葉 ドウダンツツジ(灯台躑躅) |
6月・雨の中を彩る花 紫陽花(あじさい) |
9月・秋の風物詩 巨大なススキ?パンパスグラス |
5月・梅雨に咲く花 菖蒲(アヤメ) |
8月・秋の七草 桔梗(キキョウ) |
4月・藤棚(パーゴラ)の設置・補修 フジの花・剪定・花後 |
7月・タカサゴユリ・シンテッポウユリの見分け方 テッポウユリ(鉄砲百合) |
3月・春の風物詩 菜の花(アブラナ) |
6月・色が変わる花 ランタナ(七変化) |
2月・下向きに咲く花 スノードロップとスノーフレーク |
5月・和風も洋風にも映える花 カサバルピナス(傘葉ルピナス) |
1月・門松のご注文・配達・引き取り 迎春(門松・お正月飾り) |
4月・雑草対策にもなる植物 シバザクラ(芝桜) |
12月・冬の庭に咲く白い花 プリムラ・シネンシス(雪桜) |
2月・春を告げる花 希少植物・セツブンソウ(節分草) |
11月・紅葉を楽しむ モミジ(紅葉・もみじ) |
1月・氷柱ができる植物 氷の花・シモバシラ(霜柱) |
10月・秋の風物詩 ススキ(芒・薄)・オギ(荻) |
12月・官兵衛飛躍の地・宍粟市 メグスリノキ(目薬の木) |
9月・秋の花壇 地植えのコスモス・手入れ |
11月・銀青色を帯びた葉色・クリスマスツリーの木 銀青色の針葉樹・プンゲンストウヒ |
8月・ヒマワリの役目・緑肥植物 ひまわり畑はなぜ? |
10月・花のある暮らし 秋色あじさい |
7月・香りを楽しむ庭 ミントの栽培・お困り事 |
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