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ハーブの植栽・ローズマリーの剪定・手入れ
ローズマリーは、年中「葉」がある常緑植物(じょうりょくしょくぶつ)です。針葉樹のような葉と香りが特徴のハーブです。
晩秋から初夏まで咲き続けるローズマリーの花
開花時期
ローズマリーの花は、10~5月頃に咲きます。(種類によっては夏も咲くものがあります)
開花期間が長く、小さな花が次々に咲き続けます。
ローズマリーの清々しい香り
ローズマリーは名前に “ ローズ ” と付いていますが、バラの香りはしません;。
ミントのような スーッ とした清涼感がある清々しい香りです。
。(*˘︶˘*).。
(写真:収穫した「葉」)
ローズマリーは葉を摘み、料理の香りづけにしたり、お茶や紅茶(ハーブティー)に入れて楽しまれる方も多いです。
葉を(1~2枚程度)少量入れるだけでも十分な程、強い香りを持っています。
ローズマリーの葉
ローズマリーの葉には精油(せいゆ)が多く含まれています。
古くから人々の暮らしに利用されています。
ローズマリーの葉のカタチは細長く、表面は光沢があり、裏面は綿状の毛が密生していて銀灰色をしています。 濃淡のコントラストもローズマリーならではです。
ローズマリーの種類
ローズマリーの性質は、大きくわけて3系統あります。
・立性(たちせい)、直立性ともいいます。
・這性(はいせい)、匍匐性(ほふくせい)といいます。
・半立性(半匍匐性といいます)。
ローズマリーの性質 見分け方
ローズマリーは性質によって育ち方が異なります。
立性(たちせい)/直立性 | 這性(はいせい)/匍匐性(ほふくせい) | 半立性/半匍匐性 | ||
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上に向いて直立に伸びるタイプ | 地面を這うように垂れるように伸びるタイプ | 横方向に伸び、上方向に伸び、うねるように育つタイプ |
上に伸びる立性(たちせい)のローズマリー
立性は、茎や枝が直立して成長する、上に伸びるタイプです。
(※木立性や直立性とも言います)。
・立性(たちせい)ローズマリーの仕立て方
左右に広がらない性質です。花壇や敷地の境界垣・生け垣風にするのにも適しています。
地面を這うように伸びるローズマリー 這性(はいせい) /匍匐(ほふく)性
ローズマリーの這性(はいせい)は、地面を這うように垂れるように伸びるタイプです。立ち上がらない性質です。
(※匍匐(ほふく)性とも言います。)
・這性(はいせい)ローズマリーの仕立て方
塀など高い所から垂れ下がるように育てたり、吊り鉢やグランドカバーやにおすすめです。
うねるように育つローズマリー
半立性(はんだちせい) / 半匍匐性(はんほふくせい)
・半立性 / 半匍匐性
直立して成長する立性と、クネクネ伸びる匍匐性(ほふくせい)の両方の性質を半々もっているのが、半立性(はんだちせい)です。半匍匐性(はんほふくせい)ともいわれます。
ローズマリーが、横方向に伸び、上方向に伸び、うねるように育ちます。
ハーブの代表格・ローズマリー
ローズマリーは育てやすい宿根草のハーブです。 料理や香料、観賞用、虫よけなどなどハーブのなかでも幅広い用途があり、庭に1株あると重宝します。
鉢植えのローズマリーは根詰まりします。
ローズマリーは鉢植えでも地植え(庭植え)でも育ちますが、鉢植えの場合、根がかなりハリます。
根詰まりに注意
鉢植えやプランター等で栽培されている場合、根がぐるぐる巻きのように根詰まりを起こしてしまいます。
2~3年に1度は植え替えをおすすめします。
ローズマリーが枯れてきた・・・!?
(鉢植え栽培)
ローズマリーの葉は密に茂ります。
葉先が所々黄色くなってきた・・・というお話もよくお聞きします。
もしや!?それは根詰まりを起こしているかもしれません。
鉢が根詰まりしてきたら、植え直してみましょう!
ローズマリーは湿気を嫌います。茎や葉が密集していると蒸れます・・・。
ローズマリーは生育が旺盛です。
茎や葉が密集していると蒸れてしまいます・・・。
ローズマリーは湿気を嫌います。
枝が密になってきたら、剪定して風通しを良くしましょう!
ローズマリーの剪定
花後が剪定時期です。
(春に咲いた後、5月)
ローズマリーの花後、5月から6月上旬が剪定時期です。
咲き終わった花をそのままにしておくと病害虫の原因になります。
梅雨前に(枝や葉が混み合う前に)刈り込んでおき、夏の間も日が十分に当たるように風通しを良くします。
ローズマリーは、秋雨前にも刈り込み剪定をします。
ローズマリーに「花が咲かない(付かない)」「枝が枯れてきた」というお話しもよくお聞きします。 茂りすぎていませんか?
伸びてくる枝
ローズマリーは放置していると自由奔放に伸びて草姿が乱れます。
茂り過ぎると枝が混んで、内部まで日光が届かなく、風通しが悪くなり、中の葉っぱが蒸れて(湿気がたまり)、枝が茶色く枯れたり、葉っぱが変色してポロポロと落ちていったりします。
ローズマリーの剪定は年2回が基本
ローズマリーを深く剪定するのは、年2回を基本にします。
春を過ぎた後の梅雨前、秋は秋雨の前に刈り込みます。
切る枝は、枝の分かれ目から切ります。
茂った枝をさばくように間引き、内部まで日が入るようにしておきます。
ローズマリーの増やし方
ローズマリーは、種まきや苗植え、挿し木や茎伏せ(くきふせ)、株分けで増やすことができます。
挿し木は、花が咲き終わった頃(春4月~6月、秋9月~10月頃)が適期です。
若い枝先を、7~10cm程度に切り、葉を下半分以上落としてから水に挿します。
水に付けておくだけで1ケ月くらいで発根します。
ローズマリーの種を収穫
ローズマリーは、寒い時期(1月頃)種をつけます。
ローズマリーは、挿し木で殖やすのが一般的ですが、種が採れ、種まきから育てることもできます。
ローズマリーの種はとても小さいです。乾燥して茶色になっていきます。
茶色なるとこぼれ落ちます。風に吹き飛ばされます。
ローズマリーは、日当たりのよい乾燥した場所を好みます。
日当たり
ローズマリーは湿気を嫌います。日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
日当たりがよくない場所では、花つきが悪くなります。
半日陰でも育ちますが、ローズマリーはやや乾燥ぎみに育てます。直射日光が当たる場所に置かれる方も多いです。
ローズマリーの「水やり」のしすぎは根腐れの原因に・・・。
水を与えすぎると株が弱るローズマリー
ローズマリーは地中海沿岸原産の植物です。湿った環境を好みません。枯れる原因にもなるのは「水のやり過ぎ」です。水やりが必要となるのは、土の表面が乾いたら与える程度で十分です。
雨が続くとどうしても根ぐされしてしまいます。水はけの良い環境、剪定して蒸れを防ぎます。
ローズマリーが枯れてしまったら!?
ローズマリーは、乾燥した環境を好みます。
日本はといえば、梅雨と秋雨があります。高温多湿で育てているとより枯れやすくなってしまうのです。
地植え(庭植え)のローズマリー
枯れてしまったら、切ることをおすすめします。
ハーブは丈夫な植物です。地上は枯れたように見えても復活して新しい葉が出てくることが多々あります。
ローズマリーの樹形の乱れ、剪定の仕方でモサモサになります。
ローズマリーが「大きくなりすぎて困った」、「モサモサで手が付けられない」というお話しもよくお聞きます。
枝の上を中心に切り続けているとローズマリーは大きくなります!手が付けられない状態に・・・。
ローズマリーは「枝先」を切ると、そこからまた脇芽が出てきます!!
切ったところから枝がたくさん出て、また切ると枝がどんどん分枝していきます。
枝分かれで切るローズマリーの間引き剪定
ローズマリーが伸び過ぎて草姿が乱れたり、大きくなり過ぎて困るという場合は、枝分かれのギリギリで切るようにします。
全体を、透かすように間引き剪定をします。脇芽が出たところからは脇芽は出てきません。モサモサした状態を軽減させます。
ローズマリーが木質化!?
ローズマリーが木みたいになっていく・・・。
ローズマリーは、常緑低木の植物です。
成長にするにつれて茎が茶色になり、太くなり、固くなり幹のようになります。
茎が茶色く固く変化することを木質化(もくしつか)といいます。
ローズマリーは、若いうちは枝が緑色ですが、木質化するまで古くなった茎からは、ほとんど花が咲きません・・・。
剪定
ローズマリーは、株の下から順番に木質化していきます。
木質化した主枝の部分でバッサリ切ってしまうと葉が出てこなくなることがあります。注意してください。
枝分かれている根元から切り落とし、若い葉を出していきます。(年2回の剪定が理想)
ただしローズマリーは、バッサバッサと切るような強剪定をするのは避け、少しずつ枝を更新させていきます。
ハーブの香りが楽しめるお庭づくり
【施工事例】マンションの共同スペースに
ハーブを植栽しました。
ローズマリーの楽しみ方
ローズマリーは香りの強いハーブです。
乾燥しても香りが持続します。
切り取った枝をそのまま部屋に吊るして楽しむこともできます。
ローズマリーの手入れ・花壇の環境改良
ローズマリーの栽培環境は大丈夫ですか?排水の悪い環境では根腐れを起こしてしまいます。
ローズマリーが葉ばかりで花が咲かない・・・、ボサボサに伸びている、剪定してもまとまらない・・・、
茎が木質化(もくしつか)して曲がりくねった幹のようになっている・・・、
巨大化(大きくなりすぎて)手に負えない・・・などなど、「ローズマリー」の剪定や花壇の設計、環境整備でお困りの際はお気軽にお声掛けください。
山崎造園では、お庭の設計から施工、塀の設置・撤去、新築住宅の造園、建て替えやリフォームに伴う庭工事、庭の水まわり工事なども行っております。お庭づくりや土の改良についてのご相談も承ります。
主要地域 :造園工事も対応いたします!
兵庫県宍粟市内(一宮町、山崎町、千種町、波賀町)、姫路市、たつの市、揖保郡、佐用郡、神崎郡、朝来市、福崎町、他
高砂市、加古川市、太子町、相生市、赤穂市、加西市、小野市、加東市、三木市、西脇市、明石市、播磨町、稲美町、市川町、神戸市、他 近畿周辺 )
ローズマリーはハーブの中でも美しい花を咲かせます。
我が家のローズマリー(立性/直立性)
2015.10.20
我が家の庭ではローズマリーの花が可愛らしく咲いて私たちを楽しませてくれています。 o(≧▽≦)o
「ローズマリー」の名は英名で(英:rosemary 仏:romarin)です。 地中海沿岸の海辺に多く自生し、淡いブルーの花色とカタチが「海の雫」を連想させることからその名が付けられたそうです。 ラテン語で「海のしずく」(Ros=雫、marinus=海)という意味に由来しています。
匍匐性(ほふくせい)のローズマリー
2020.04.11
とても元気が良く、愛情たっぷり♪手入れされている匍匐性(ほふくせい)のローズマリーです。
ローズマリーの匍匐性(ほふくせい)は、背丈が低く20cm~50cmで、枝が垂れるように伸びていきます。
半立性/半匍匐性のローズマリーは、横方向に伸び上方向に伸び、うねるように育ちます。
2017.04.16
先月(3月)頃からチラホラ咲き出し、4月にはいると蕾が一気に開きました。
夏は「冷やしたお茶」に、乾燥させたローズマリーを入れたり、冬は「温かい紅茶」に、スリおろした生姜とローズマリーを入れて飲むのが美味しんよ~と。
ローズマリーを使ったレシピも色々教えてくださいました。
このローズマリーは去年まで背丈が1m以上に巨木化した状態でした・・・。
ローズマリーを部屋に飾ったり料理に使う際、そのつど枝を切っていたらどんどん大きくなったそうで、枝が盛んに分枝して四方に伸びていき、乱れた樹形をしていました。
ローズマリーの枝は、途中を切るのではなく、枝分かれしている所で切ることをおすすめしました。
宍粟市周辺の見どころ
宍粟市は兵庫県中西部に位置し、地域の人々により守り育てられている“豊かな自然”や、四季折々の花が咲き誇る“花の名所”が各地にあります。
宍粟市周辺のおすすめ観賞スポットにも是非訪れてください。
宍粟市のアンテナショップ
「ふるさと宍粟PR館“きてーな宍粟”」
JR姫路駅北側の 『ふるさと宍粟PR館 きてーな宍粟 』は、宍粟の観光情報や定住情報の提供のほか、 宍粟で採れた新鮮野菜や特産品を販売している宍粟のアンテナショップです。
2016.1.14 きてーな宍粟 に行ってきました!
地元の情報誌や 新聞で紹介されたこともあって知っている人も多いようです。次から次に野菜をもとめる人でいっぱいでした。
店頭には農家の人が来られていて宍粟の自然や野菜のお話しもお聞きできました。
(写真:店頭販売している宍粟の野菜たち。お店の人にお願いして写真を撮らせてもらいました。(^v^)
どれもこれも新鮮ー!葉がみずみずしかったです。美味しく頂きました。
場所は姫路北側(お城の近くです)。近くへお越しの際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
・ 場所 : 兵庫県 姫路市綿町104番地 |
姫路みゆき通りで営業していた「ふるさと宍粟PR館“きてーな宍粟”」は、2016年(平成28年)7月29日に神姫バスターミナル(神姫ビル1階)に移転しました。 |
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